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感謝の念

「……そろそろ、時間かしら。それでは、戸波となみくん。本当に悪いのだけど――」

「ええ、お任せください! 思いっ切り楽しんできてくださいね、高月たかつき先輩!」

「……ええ、ありがとう戸波くん」



 12月下旬の、ある宵の頃。

 少し躊躇いがちな私の言葉に被せる形で、どうしてか敬礼のポーズと共に笑顔で言い放つ戸波くん。本日は私用にて少し早めに店を出るのだけど、終わり切らなかった私の仕事を彼が引き受けてくれることになっていて。


 尤も、言い訳だとは承知しているものの――私としては、自分で全て終わらせていくつもりだった。だけど、事情を知る彼が自ら申し出てくれたわけで……うん、ありがとう。今度、何らかの形で埋め合わせはさせてもらうわ。




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