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古民家カフェで紡ぐ恋〜歳上部下は犬系男子?〜  作者: 暦海


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58/83

……うん、やっぱり違う。

「――本日もありがとうございます、岩崎いわさきさん! また来てくださいね!」

「はい、もちろんです!」


 それから、数日経た夕さり頃。

 扉の前で、ニコッと人懐っこい笑顔でお客さんを見送る戸波となみくん。そして、そんな彼に果たしてお客さんも嬉しそうに……うん、やっぱり流石。


 ただ、それはともあれ……うん、やっぱり違う。とは言え、傍目には気づくような差異ではないけれど……それでも、私には分かる。そして、その理由はきっとあの日の――



「――あの、失礼。こちらの店主さんですよね?」

「…………へっ? あっ、申し訳ありません! ご用件をお伺いします!」


 そんな思考の最中さなか、不意に届いた柔らかな声に慌てて答える私。見ると、そこには上質であろう黒のスーツを纏う端正な顔立ちの男性。……しまった、つい意識が。怒っていなければ良いのだけ――



「……その、もし良ければこちらを……」

「…………へっ?」


 




 

 

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