あの頃の俺と今の俺
ありきたりを嫌って
常に新しい刺激を求めていた
日々が繰り返しだと思っていた
囚われているのだと、自由じゃないのだと
けれど、本当の自由が分からなくなっていた。
あの時、見ていたものは幻なのか?
時が経つにつれ、自由も理想も夢も希望もなくしていて、諦めの肯定と、期待しない予防線ばかりだ。
湿ったマッチ棒
燃えるべきだった心は傷つくことを恐れて、自ら可能性を否定した。
少年の負けず嫌いのその目が
過去の自分に重なった。
あんなにも、怒りと悔しみを作ることができるのか?
ああ、羨ましい
僕を煽って、燃え上がれておくれ
「悔しくないのか」って