聖女覇道伝説最終章 その聖女は頂点に立つ
勢いで書いただけ
ぶっちゃけタイトル思いついてから五分で書いた中身なさすぎ問題
4096人居た聖女たちも今や残すところ256人となった。
大体の聖女が母国を追放され、聖女の身分を剥奪されていたが神の一声によって偽の聖女は成敗された。
だが、本物の聖女とは誰なのかという疑問は誰しもに湧き上がる疑問だった。
「我こそが真の聖女、聖女マリアンヌである」
マリアンヌは強かった。
国を追放? されるわけがない。彼女は国王よりも権力があった。
武力行使? 負けるわけがない。彼女は一人で国を鎮圧できる。
婚約破棄? できるわけがない。彼女にこそ決定権がある。
聖女マリアンヌは聖女共を叩きのめした。
その弱き心根を叩き直す。
聖女とは心が清いだけではダメなのだ。
国が腐敗すれば患部を切り落とす心の強さも必要だ。
婚約者に捨てられるような惰弱な女になど聖女は務まらぬと切って捨てた。
聖女の務めが簡単だと軽んじられる女に政は任せられぬと千切って投げた。
「ふははははは!! 惰弱ぅ惰弱ぅぅぅぅ!!!」
慈愛でもって心を癒す。
マリアンヌに癒されたものは心を入れ替え神を信仰する。美しき心に惹かれていくのだ。
そしてその素晴らしさに触れたものはマリアンヌを聖女として崇めるのだ。
「ハイ、マリアンヌサマコソマコトノセイジョ」
透明な瞳が見据える先は聖女マリアンヌ。
彼女の拳が魔物を屍に変えていく。
築き上げる屍山血河。
真の聖女、覇王マリアンヌの伝説はこうして幕を下ろしたのだ。