異世界に行くまでの流れ…
異世界に行く間での流れ…?
僕、桜木 雄大は、
某企業の新入社員として入社してから、もう2年半になるが、上司からは嫌われている…
「あ、おはようございます」
「…」
「…なんで、挨拶しただけで睨むんだよ!」
そんな、上司に嫌われてる僕の味方は唯一同期の松村だけだった!
「余り気にするなよ!あのオッサンは(上司)自分の都合の良い奴しか認めねぇんだからよ!」
「お前去年、残業頼まれて、即答で断って帰っただろ」
「あ、ああ、そんな事合ったね、でも、残業手当付かないのに無駄に仕事とかしたくないから、松村はそれが原因だと思ってるの?」
「当たり前だろ!観てりゃあ、分かるだろ!」
僕は、元々仕事が嫌いだ…夢が叶うのなら剣と魔法の異世界で暮らしたい…
どんな形でもいいから異世界に行きたいなぁ…
「…良いでしょう!面白そうね、」
「何が、面白そうで良いの?」
「あぁ?桜木何言ってるんだ?」
「何って今さっき松村が言ったよね?」
「俺は何も言ってないぞ?」
「え!僕の勘違いだったのかなぁ、ごめんよ」
さっきの声は、透き通るような綺麗な声だった気もするし、松村の声とは全然ちがったかも…
「まぁ良いけどな、桜木今日は付き合えよ!」
「お、お酒は余り強くないから嫌なんだけどなぁ〜」
「いいじゃねぇか!付き合えよ」
「わ、分かったよ…」
本当は全く行きたくないけど今日は仕方ないかなぁ…4日も連続で断ってるからそろそろ断るのも申し訳なく思えてきたし…
「じゃあ、ちゃちゃっと今日の仕事も終わらせるか!」
「そうだね」
こうして、ようやく仕事が終わり、約束道りに飲みに来たわけだけど…
「も、もう、呑めないよォ~、うぇ、気持ち悪い…」
「だらしねぇなぁ!まだ5杯しか飲んで無いだろ!」
「い、や、飲み過ぎなくらいだよ…は、吐きそう…」
「しょうがねぇなぁ、家まで送ってやるよ!」
「ご、ごめんよ…」
バタン!あぁ、いつものふかふかのベッドだぁぁ!
松村に礼を言わないと…
「わざわざありがと…」
「おう!いいさってもう寝やがった…まぁいい、また明日」
そう言って松村は帰っていった気がする!
「ん??寝ているのに、急に声が聴こえる…」
それは今日、聞いた透き通るような綺麗な声だった!
声の方向え意識を向けるとそこには、長い銀色の髪に綺麗な銀色の瞳をした綺麗な女性が現れた…そしていきなり、こんな事を言われるなん思いませんでした…
「君の人生は凄く詰まらないね…詰まんないよ!」
「…あ、貴方は、誰ですか…?」
「あ、私?私は、そうね!神様…?違うわね、女神ですよ」
「か、み、、女神!?」
「そうよ!女神様って呼んでね!」
「は、はい、め、女神様…でもどうして…」
「私ね、最近、退屈なんですよ!だから面白くて楽しめる何か無いかなって思ってたんですよ!そこで、面白い事を考えました!」
「…」
「聞きたい?聞きたいよね?聞きたいでしょ?うふふ」
「き、聞きたいです!」
「貴方を(桜木雄大)私の管理してる世界に召喚してあげます!うふふ、剣と魔法世界ですよ!貴方の夢だった異世界ですよ!うふふ」
えぇーホントに?すごい!異世界って事だよね!?剣と魔法の?すごい夢だった異世界に行けるの!?でも、笑い方が気になる…でも異世界に行けるなら!
「是非、女神様の管理してる異世界へ連れてってください!」
「わかりました!もう二度とこちらには帰って来れませんよ!いいですね?」
「わかりました!お願いします」
「これから貴方は異世界で目が覚めます!貴方にスキルを与えときます目覚めてからのお楽しみですね!うふふ、」
「わかりました!」
「貴方の夢だった異世界を楽しんでね、うふふ」
「はい!」
そうして、僕はそのまま朝まで眠りました…