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母の日 (大陽家)《近距離恋愛シリーズ》

 結婚して、母が二人になった。

 その為に、いろんな事が倍楽しめるようになったと思う。


 母の日、私の「母」から花が届いた事の喜びの電話をとった後、『お母さん』からも電話がかかってくる。


「綺麗な花が届いて感動したわ~!あんな立派な母の日のプレゼント初めてよ!」


 実の母と電話しているときに、義妹から『百合ちゃんこんな事しないでよ~、何もしない実の娘の肩身が狭くなるから!!!』という嘆きのメールが内容を思い出しながら、私は「いえいえ」と笑顔で答える。小学校以来、あまり渚くん兄弟は母の日に何かを贈るというのをやっていかなったようだ。別に愛がないからとかではなく、なんとなくならしいけれど。


「本当に、茎もシャッキッリした凄いお花もビンビンに元気で凄い花束だったのよ、高かったのでは?」


 ネットで探したお店で、誠実そうな雰囲気が良かったので注文したのだが、そこにお願いして正解だったようだ。


「いえそんな事はないんですよ。お花農家の方が直で販売されている所だとかで、産地直送だから新鮮なのでしょうね!」


 ほうほうと、明るい声が電話から聞こえてくる。


「他の花とかもやっているのかしら、そういう所って覚えておくと良いわよね!」


 そんな会話をして、母親との交流を存分に楽しんだ日曜日。そして二日後に私の元に『お母さん』から葉書が届く。


挿絵(By みてみん)


 さらに二日後にもう一枚。


挿絵(By みてみん)


嬉しくてなんかホロっときた。

 なんかこの人から渚くんが生まれたのが良く分かる気がした。すごく大きくて温かい。


 私は早速その絵はがき二枚を持って近所の画材屋さんへ向かった。そして店員さんと相談しながら額装してもらい、部屋に飾ることにした。渚くんは『そんなモノ飾るの?』と笑ったけれど、コレは私の宝物。いつでも眺めていたいから。


 ※   ※   ※


 コチラに登場したイラストは、私の義母から本当に頂いた絵手紙です。

 絵手紙のイラストも素敵なのですが、それを描いた送ってきてくれたお姑さんの気持ちが嬉しかったです。


 そして、我が家で活用している千葉の房総にある花屋さんですが、ここはなかなか良いんですよ!

 しかも母の日ではなく前後一ヶ月前後しても良いならお花を多めにしてお送りしますといったサービス? もあり、今からでも増量した母の日のプレゼントが贈れる仕様になっています。

 私の母二人は、「日時なんて拘らないから花多い方がいいわ♪」という事なのでずらして多めコースをいつも選んでいます。

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