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冬にせつない夜が更け

作者: 秋葉竹


 


彷徨って

彷徨ったことを忘れたくて

風のおくりなはとてもやさしい


早朝

カラスが群れて泣くのを

棄てたいこころを抱きしめながら聴く


教会の庭には

ちいさな噴水があって

あの夏ビショビショになった鮮明な想い出


孤り

ただ孤り時計だけが動いている

この冬のひと部屋で聴くのはカッチカッチ


それが

永遠?

なら永遠みたいに鳴りつづく時刻む雷鳴


闇をみつづけたものだけが知っている

悲しみの果て

みたいなナルシシズムの懺悔を超えて立て







─────────────────────

お読みくださり誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

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― 新着の感想 ―
悲しみの果てみたいなナルシズムの懺悔を超えて立て 自分自身に言い聞かせる言葉として書かれている感じがいいですね。 わたしは悲しみの果てはわかっていない節がありますが、 この言葉、自身に言い聞かせる…
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