新生活2
「助けてくれ!!ヤメテ!!」
「どうしたんですか?そんな犯された童女のような声を出して」
そいつは、俺を一歩一歩追い詰めていく。
「なんでだよ、俺が何かしたのかよ!!!!」
「いいえ別に何も、ただ私が兄さんを殺したいなぁとフフ」
「ヒッッ」
俺は後ろに前向きに走った。
だけど、あいつの足音が一度しただけで俺の胸は、
グボアッッッッーー!!!!!
貫かれた。
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「ハッッ!!」
最悪な夢だった、嫌な夢ランク4stに入るくらいに。
最近こんな夢ばかりだ。
そんなことを思っていると。
「おーーーーーーーーーーい起きろ――――――――――――!!!!」
グワン〜〜〜〜〜〜
とてつもない大音量が頭を駆け巡っていった。
例えるなら、ジェットを耳元で鳴らされた感じだ。
「は〜〜い起きましたよ〜〜マスター」
「早く来い、仕事だ」
ん?仕事?仕事してたのか、てっきりプ〜たろかと。
「読めたぞ、後でお仕置きだ下僕」
読心術あんの忘れてた。
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「今日は、実践経験も兼ねて、仕事に行く」
「実践?いつもやってるじゃないですか、なにを言って」
いつも俺が、死ぬ思いしてやってるやつ、あれ違うっていったr
「あれは、違う」
言ったよ、この人何のためらいもなく。
「あれは、私が死なないようにちゃんとやっている」
ああ、マスター(涙)俺のことちゃんと思ってやってたんですね。
「ま、ほとんどのがヤベッって思ってたけどなHAHAHA」
マスター(涙)ひどすぎるよ。
「ところで、お前は銃が好きか」
「ええ、まあ男ですから好きですよ」
これでも、人だった時は、よく本屋で銃の雑誌を読んでたな。
専門系なことは分らんかったけど。
「そうか、それでな激しいのと派手なのどっちだ」
「え、どっちってう〜ん難しいなぁ、どっちもですかn」
ドカラどんガラッチャン
「ぎよぉぉぉぉぉぉぉぉぉにゃぁぁぁぁ!!!」
いったい何があった、いきなり上から落ちてきたぞゲフッ。
「どっちもっていったからな、二つやろう、感謝しろ」
上にあるのを改めて見ると。
一つは、トンプソンM1A1 50発ドラムマグ付だ、こいつは中々だ。
もう一つは、バレットXM500 対物狙撃銃だ、破壊力は一級品に間違いない。
「何で二つなんですか、マスター」
こんなものだったら片一方渡せばいいのだ同時に使えるわけないんだから。
「同時に片手ずつ使うからだよ、何言ってんだ」
あっけらかんと言い放った。
「む・・無理ですよ!トンプソンはまだいいとしてバレットは片手じゃ無理ですよ!?」
そう言うとマスターは。
「はぁ〜、あのなお前は今何になってるんだ」
「何って・・・・・あっ」
「そうだ、今のお前を人の尺度で測るな、今のお前なら使いこなせる!!・・・・気がする」
なんかいやなこと聞いた気がするけど、無視だ無視。
「なら、いいな行くぞ、まったく時間がかなりオーバーだ」
「あの〜マスター」
「なんだ!!!時間が押してるんだ下僕!!!お前のせいでな!!」
「いや〜恥ずかしいんですが」
「だから何だ!!」
「撃ち方分かりません今さらですけど・・・」
「知らん」
「ええ!!そんなマスター」
「そんなもん実戦で覚えろ」
そう言うとマスターは、ガレージのほうに歩いて行きました。
それはあんまりですよマスター・・・。
途中で本文消してしまって泣きながら書きました。最初ダーク・シリアスで行こうと思ったんですけど最近コメディ化してるような気がしてる今日この頃。次話はダーク・シリアスで行きます!・・・・・・・いけるといいなぁ