回想3
「ふぅ〜疲れた。な、ハインケル」
「いや昼からだから疲れとらん」
「ああそうか、そうだったな」
そんな話をしていると、真横を「炎」が通り過ぎた。
「のわ!!」
「ひょわ!?」
「ごめんなさ〜い」
そう言って小学生?が通り過ぎていった。
「危ね〜な〜、最近のガキは全くブツブツ・・・・・」
クリスは、そう言っているが実際2センチぐらいの炎だった。
そうこの世界は超能力みたいなのがあるのだ。
個人差があるが、手に入れるのはそんなに難しくない。
ただ、規則正しい生活をすれば潜在能力が発揮し自然と手に入れれるらしい。
だが、それでも手に入れれない人はいる。
なぜ断定したのかというと俺がそれだからだ。
俺も超能力に憧れたが結局手に入れれなかった、9時に寝て7時に起きるという模範的生活をしたのにもかかわらずだ。
このとき、はじめて神様に懇願したね。
「ちょうのうりょくお〜くれ」ってね。
ゴホンそれはいいとして、そういう人でも手に入れられる方法があるんだが、まあ使わないしいいか。
はぁまあ、その超能力にもレベルってのがあってね範囲が1〜5なんだよ。
基準は確か、え〜と、弱い・ちょっと弱い・普通・強い・でら強い、だったかな。
え?ちゃんと説明しろって?知らんもん興味ないし。
まあ、この超能力、総称名を・・・・・実はないんだなこれが。
国々によって呼び方は異なってるんだ。
ヴァチカンは授力、アンドロメダはEP、連合は単純に能力って読んでる。
単に統一するだけのネーミングセンスのある奴が居なかっただけだけどな。
「おい、クリスそういやお前の能力ってLvなんだっけ」
「ん?言ってなかったけ、聞いて驚け俺のLvは!!!!!」
「Lvは?」
「Lvは
「3だ!!!!」
あほ〜あほ〜
「普通だな。お前にしては」
「普通いうな普通って!!!」
「まあまあどんな能力?」
「ふふん聞いて驚け!!
「透視能力だ!!!」
「最低だな。お前」
「なんで?!なんでいきなり最低扱いなん?!」
お前が、変態だからだ。とはさすがに言えん可哀そうだ。
ん?ということは、
「それで、妹の見てないだろうな?えぇ!!」
「そんな凄まんでも、アナちゃんはLv5だから見れんて。」
そうだった、能力はLv差があると効かなくなるんだった。
たとえば、4が5に攻撃すると能力が半減するのだ、3になるともはや効かなくなる。
「本当にハインケルは興味ないと覚えとらんな。10カ国語とかは話せんのに」
「まあそれは、興味があるから」
「まあええわ、そのかわりゲーセン行くで〜」
「何の変わりですか?!?!」
「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」
「のわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
そのあといろんなとこを連れまわされ帰宅は8時になっていましたとさ。
「最低だ」
やっと来ました。次からやっと本軸に戻れると思います。