回想1
「くぎゅーッパは・・朝か」
今俺は一人で起きれていることに少々の驚きを覚えていた。、いつもはどうしてるんだって?妹に起こしてもらっているのさ。
そんなことはどうでもいい、今は時計を見るのが先決だ。
「今何時〜♪今何時〜♪今クジラ〜♪ハハ、なんちゃって。」
時計の針は、九時ら〜♪・・・・・・へ・・・
「ブホッ!!遅刻でないですか!?!?」
なんて間抜け、ていうか何故母さんも妹も起こしてくれん!!!なぜ俺がこんなに慌てているのかと言うと、説明しよう長くなるが説明しよう、え・・長いの嫌?そんなん知らん聞け。
俺は小学生のころから皆勤賞集めがこの身ただ一つの趣味なのだ、すまんな長かったろう。
そうしてる間に、俺は家から飛び出したもちろん高校生の必須アイテムトーストを口に入れて・・・・・5秒前に落としたが。
「はぁはぁつ・・着いた」
もちろん遅刻での到着でだ、くそ皆勤賞がいかん涙が出てくる、誰かワイパーを僕にワイパーをください!!
ガラッ
「おおどうしたんだよ、もう昼休憩だぞ」
今俺にしゃべりかけたこいつ、名をクリス・ファルスターという、お調子者だ、後オープンスケベでもある。
「ああ、寝坊してな」
「寝坊?珍しいな、アナちゃんはどうした、いつも起こしてくれるだろ?」
「いや今日は何故か起こしてくれなかったんだ」
「珍しいな、そういえばアナちゃん来てないな学校に」
「何?なんで知ってる」
「決まってるだろ、校門でずっと待ってたからだ!!」
「はぁあっそ」
クリスがさっきから言っているアナちゃんとはわが妹だ。
正式にはアナスタシア・サバリッシュ、俺の誇るマイシスターだ、妹はこの学校初の優等生だ、なんか俺には到底理解できんすごい論文を発表したのだという。
そしてこいつはそんな妹に惚れてるのだと言う、毎回毎回付きまとっているが玉砕連続1235回だ、正直よくめげずにいられるなと褒めたいぐらいだ。
「授業だぞ〜!」
やばい教員が入ってきた、早く席に着こう。
そうだ、俺の名前はハインケル・サバリッシュ、どこにでもいる男の子だ。
今回は主人公と周囲の人物の名前を書きました。次は世界観を書こうと思っています。コメントいただけると嬉しいです。