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弱い化物  作者: G1
10/13

殺し合い1

ブウウウウウウウウオオオオオンンンン!!


今、目下マスターに・・・・目隠しされて連れて行かれてます、何故。

車に乗った瞬間いきなり、これ着けろって渡されました。

「嫌だ!」・・・・・・と言いたいのは山々なんですが、やはりそこは下僕とマスターと言う主従関係と言いますか、逆らえずに。

あ、後一つこの車ボルボS80だそうです。

何故、断定じゃないかと言えば、マスターが・・・


「やはり車はボルボでなくてはならん、そう思うだろうお前も、うんうんだろう、ボルボはなブツブツ〜〜〜〜〜〜」


さっきからこんなんです、車に乗ってエンジン掛けてからです。

もう嫌です、耳にタコができそうです、はい。


「おい聞いてるのか!」


「はーい、聞いてますよマスター、ボルボの素晴らしさすっごく分かりますよ〜」


「そうかそうか、やはり私の従僕気が合うな〜」


はあ、まだ着かないかな。

シートベルトしてくれないから、痛いんですよ。

なんでってあなたも鈍感ですね、こんなに車に熱弁する人なんだから運転も、


ギュイイイキュアアアア!!


痛。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「取ってもいいぞ」


やれやれ着いたか、いったいどこなんだろう。

んあ・・・・・・・・・?


「マスター、ここって」


「ん?そうだなここは」


ラブホ?略さず言うとラブホテル。


「な・・何で!こんなとこに来てんですかマスター!!」


「仕事ここだもん」


そういえば聞いてなかった、実戦って言ってたけどどんなのかは聞いてない。


「仕事の内容聞いてもいいですか?」


「いいぞ、怪物退治だ、モンスターでもいいぞ」


「帰ります」


グワシッ!


「マテ、どこ行く気だ」


「言ったでしょう帰るんですよ!ゴーホーム!マイホーム!プリーズホーム!!!!」


「まあ聞け、この仕事を終わったらいいことがあるぞ」


いい・・・・事?


「期待していいんですよね」


鼻を鳴らしながら言った、(こいつも健全な男子だもんなぁ)注()は天の声、作者の声とも言う。


「あ・・ああ?いいぞ」


「さあ行きましょう、雑作もなく行きましょう」


(こいつなんでいきなり・・?)


そんなことを考えているマスターを置き建物に突っ込んだ。




逃げてきた。


「マ` ス` タ` ー!?!?!??!」


「なんだ、怖いもの見たような顔して」


「あががが、なんすかあれ!!!」


「そんなんなら、私より先に行くな馬鹿者」


そういって、マスターは歩きだした、そしてコートの懐から銃らしきものを取り出した。

その銃は、白く輝いているのにもかかわらず、どこか黒さを醸し出していた。


「その銃はなんですか?」


「これかこれはな、S&W M500だ、私の長年の相棒だ、いいだろう」


確かに、それを見てから羨ましさが溢れてきていた。


「おっといかん、時間が押してるんだった」


そうういうと、また歩き出した、最初より早く。

俺は置いて行かれないように自分の銃を両手にしっかり持って追いかけた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


そこは、一種の魔界だった。

甘くそして反吐を吐きそうな匂いで一杯だった。

マスターは、俺みたいに周りを見たりせず、どっしりと構えただ一点を見ていた。


「そら、来たぞ下僕、怪物君だククク」


言われた方向をギリギリと音を立てる首を回してみるとそこには、確かに怪物がいた。

全身の色が土色をしていて、手と足が真後ろにありそれで歩いてるようだ、首は何故かあり得ないのにそんな状態で正しい向きを向いていた。


「何だよあれ、あり得ないだろ」


それは、暗闇に10以上は居た。

あれを相手するのか俺は。

震えていた、だが何故か怖くない、何故だ?あまりの恐怖に壊れたか?


「私が手本を見せる、見てろ」


俺が返事するまでもなく、マスターは目の前から10メートル先にいた。


「さあ、屑ども相手をしてやる、だから早く来いハリーハリーハリーハリー!!!!!」


一匹がその声に反応した、一気に躍りかかった。

マスターは、右手を振った、


ドゴンッ!!!


それだけでそいつは壁をぶち破って飛んで行った。

今度は三匹、またもマスターは腕を上にあげ落とした。


バズン!!グシャッ!!!


それで二匹、もう一匹がマスターの顔に喰いかかろうとして、


「頭が高いんだよお前」


いつの見にか取り出した銃を右手に、怪物の頭に沿って狙いをつけ、


BAONNN!!!


吹き飛ばした。


「お・・おおおおおお!!」


なんという、なんという芸術たまらない疼いてたまらない。

俺もあんな風に壊したい、怪物でいいから壊したい。

完膚なきまでに壊しつくしたいいいい!!

そう、血が騒いでいるようだった、体が燃えそうなくらい。


「見たな下僕、見逃さなかったな」


俺は首を振った、勿論縦に。


「なら残りはお前がやれ、残りの数h」


「7体です、マスター」


「ッ・・・・ふんそうか、なら後は判っているな、


                            完膚なきまでに潰せ、生き残らせるな」


「ヤー!マイマスター!!!」


その声を皮切りに、あっちもこっちも走り出す、だがこっちのほうが早い。

左手に持っているトンプソンをばら撒く。


BRARARARARARARARARA!!!!!!


それで、二匹弾け飛んだ。

弾幕をよけてきた奴には右手のバレットを突っ込んできたタイミングに合わせ、口にぶち込んだ。


BARUOONN!!!!


莫迦デカイ音を出して、怪物の頭を液体に変えてやった。

運よく後ろにいた二匹もぶち抜いたようだ。


「はあああああ、堪らないぃ!」


近づいた怪物をバレットをブン回して壁に叩きつけた。

奥にいた一匹が特攻とばかりに突っ込んでくる。


「なら俺も答えないとなぁ」


俺は持っていた銃器を捨て、突っ込んだ。

一人と一匹が交差するとき、一人が首をつかんで床に叩きつけた。


ドズンンン!!!!


「くく・・ははぁはーーーーははははは!!!」


一匹の頭に足を乗せ、


ギィィギリリィィィ


足に力を入れ、


バキャッ!グシャアアァァ!!!


踏み砕いた。


「はぁはぁはぁ」


未だに、熱は収まらずそれどころか高まっていくようだった。


パンパンパンパン


「ビューティホーだ、今まででのどの戦闘よりも一番だ。」


「ありがとうございます、マスター」


「さて、私は下の奴を殺りに行くが、上の奴は任していいかな下僕よ」


俺は、胸がさらに高鳴るのを感じれた。


「ヤー!!マイマスター!!!」


俺は、すぐさまに階段に足をかけた。

さあ、待ってろここを血で満タンにしてやる。



クククククーーーククハ――――ハハハァハハハ!!!!!!





初バトルシーンです。スンごい悩んで考えてやってみました。もうちょっと慣れないといけないかな〜って思いますバトルは。今回は、ダークで言ってみました、ダークって言っていいのか分かりませんが。

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