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 チート教授がひはんしても、ひはんしても、ハーレム博士のひょうばんは落ちません。


 おなじようにハーレム博士にしっとしたあぶない人たちがほんの少しだけチート教授のいけんに賛成してくれたのですが、それだけでした。


 チート教授は頭にきました。


「なんでぼくの話をだれも聞いてくれないんだ!」


 チート教授はついにさいしゅうしゅだんに出ることにしました。


 ハーレム博士とちょくせつたいけつすることにしたのです。


 チート教授はするどい竹やりをぶきにして、ハーレム博士の家に向かいました。


 そこらへんにいた幼女をひとじちにとっていたので、けいび員はなにもできません。


 そしてチート教授がハーレム博士の部屋にはいると、なにかのさいちゅうだった半らの美女がひめいをあげて逃げていきました。


 それを無視してチート教授はハーレム博士にいいました。


「この幼女のしょうらいをメチャメチャにしたくなかったら、ぼくに敗けをみとめて土下座するんだ!」


 ハーレム博士は、なにもはんろんすることなく、この要求にしたがいました。


 博士は見ず知らずの幼女のために、ちっぽけなプライドなどかんたんにすててしまえるイカしたナイスガイだったのです。


 しかし、バカなチート教授はそれに気がつかずさらに調子にのりました。


「ぼくもテレビに出てチヤホヤされたい」


 じつはチート教授は、テレビに出てチヤホヤされるハーレム博士にあこがれていたのです。


 ハーレム博士はいいました。


「どうぞ、どうぞ。えらくてあたまのよいチートさません用のスタジオをよういさせましょう。どうぞこちらへ」


 そうしてチート教授が案内されたのは、少しだけせまくてまどがないのが気になりましたが、とってもすてきなテレビショーのスタジオでした。


「カメラはまわしておきますので、ご自由に好きなだけおしゃべりください。幼女の方はわたしが家におくりとどけておきましょう」


「そんな幼女など、どうでもいいから好きにしろ。ぼくはロリコンじゃないからな。それより番組の邪魔だから、はやくどっかいけ」


 そういってチート教授はハーレム博士と幼女をおいはらいました。



 そしてチート教授は自分の番組のしゅうろくを開始したのです。



「さあ、今日から始まりました。この番組では、ハーレム博士と博士の作った機械がいかにくだらないか、そして40年も山で修行したぼくがいかにすばらしいかをうったえていきたいと思います」


 いっきにそこまでしゃべると――


 いつのまにかひなだん状になったかんきゃく席にたくさんの人があふれかえっていました。


 みんな、みんな、笑顔です。


 みんながチート教授のことをたたえています。


「ありがとう、みんな! ありがとう、やっとわかってくれたんだね!」


 スタジオは大もりあがり。


 いつの間かいたゲストのぶんか人やひょうろん家の人たちもチート教授をたたえています。


「やった! やったよ! ぼくは勝ったんだ! ハーレム博士よりえらいんだ!」


 こうして楽しくにぎやかな番組のしゅうろくは続きましたとさ――

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