弟と幼馴染のおはなし1
次の日俺はネタを決めようと決意した。
その前に、今期のアニメのグッズを買おうと思って
最寄駅すぐにあるアニメーンにいった。
そこで俺は10作品のクリアファイルを買った。
フィギアを買おうと思ったが、ニートである俺は
親からの小遣いしか収入がなかったため
安いクリアファイルにした。
財布には3000円残った。
帰りは電車に乗らず家まで歩いて帰ろうと思ったため
ゆっくりと歩き出した。
歩き出してしばらくすると新東京スタジアムが見えてきた。
そこで俺は思い出した。
今日は東京ブラザーズと弟が所属する横浜マリーンズの
試合日であったと。
俺は自然と体が当日券販売所までいき
そのままアウェー側自由席のチケットを買った。
弟は今シーズン加入したばかりだが、すでにマリーンズの
戦力になっていた。
5試合連続ベンチ入りをし、前節はスタメンだった。
彼はGK以外ならどこでも守れるユーティリティプレイヤーだ。
その点も監督に気に入られているポイントだろう。
試合前に選手紹介があった。
この試合はベンチスタートだった。
前半は両チーム動きが激しく終了間際に1点先制されてしまった。
俺はハーフタイムにスタジアム内の売店で
ドリンクを買おうとした。
すると、ドリンクを渡そうとした店員があっ!と言った。
俺もその瞬間びっくりしたがすぐに誰か分かった。
幼馴染の三上紗理奈であった。
彼女は容姿が素晴らしく美人で巨乳であった。
しかし残念なことに学力は低かった。
だが俺は高校時代一時告白しようと思ったが言えずにそのまま卒業し、
離れ離れになった。
そしてしばらくすると紗理奈が、今はバイト中だから試合が終わって
一時間後にスタジアム前の広場で待っているように俺に言った。
俺は断る理由がないのでOKを出した。
後半、正志は背番号10を付けたエースストライカーに代わって
FWとして投入された。
おそらくけがをしてしまったからだろう。
俺は正志の名前がコールされたとき大声でオーレと叫んだ
つづく