表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

姉愛梨のヒミツ

次の日俺は机の上でひたすら悩んだ。

引き受けたのはいいが、まったくアイデアが浮かばなかったからだ。

そんなときに今はパートをしている愛梨姉さんが俺の部屋に

入ってきた。

すると、「栄ちゃんは今何をしているの?」と聞いてきた。

俺は、「携帯小説を書いているんだよ」と答えた。

すると姉さんはいきなり部屋を出ていなくなった。

しばらくすると姉は自分の部屋から自分のノートPCを持ってきた。

そしてIEを起動して俺に見せたのは某携帯小説のサイトであった。

そこで姉はある小説を俺に紹介した。

それは、「姉と弟ブラコン物語」というあっち系の小説だった。

俺は姉に言われるがまま読むとかなりあっち系の要素が

含まれており、俺には合わなかった。

読み終えたころ姉は俺に感想を求めてきた。

俺は正直に感想を述べた。

すると姉は、

「ひどい!栄ちゃんがそんなことを言うなんて!

わたしあなたのことが大好きでこの小説を書いたのに!」

姉が言った発言に俺は?となった。

今俺のことが大好きって言わなかったか?

それもおかしいが、もう一つおかしなことがあった。

この小説を書いただって?

俺はこの事実を受け止められなかった。

まさかあんなに清楚でモテモテでみんなにやさしい愛梨姉さんが

ブラザーコンプレックスの小説を書いていたとは!

しかし、驚くことにこの作品は某携帯小説ランキングで

月間2位を記録していたのだから。

しばらく物思いに更けていると姉が、

「栄ちゃんに頑張ってほしいからなんでも協力するよ!」と

言い残し姉は俺の部屋を出て行った。

俺は一応姉の小説のアドレスは記録しておいた。


それから一時間がたち、夕食の時間となった。

すると食卓の場で姉がまさかの発言をしたのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ