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スキルホルダー  作者: 角地かよ。(旧:VIX)
第0章 プロローグ
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プロローグ

 斬撃、斬撃、斬撃。

 俺は何度も剣を振り回し、相手へ肉迫する。


 お互い初めてとなる戦闘だが、明らかにこちらが優勢だった。

 それもそのはず。剣と拳という差もあるが、俺はこの展開を、心のどこかでずっと待ち続けていたのだから。



 俺は生まれてこの方、命の危機に遭遇したことなどなかった。ケンカにも縁のない生活を送ってきた。


 だがこの日、この夜、俺はそれ(・・)に選ばれた。


 感覚は研ぎ澄まされ、身体は期待以上に動く。

 描き続けてきた妄想を、実現させられるようになったのだ。



 敵は、ひたすら戦いを求めるようになる『能力』に突き動かされ、俺に襲い掛かってくる。


 だが断言しよう。真に戦いを求め、この立ち回りを楽しんでいるのは、俺だ。


 袈裟斬り、横薙ぎ、刺突……。憧れだった数多の剣技を、次々と繰り出していく。

 昂る俺の顔は、きっと笑っているだろう。



 ──『スキルホルダー』。至上の運命(さだめ)に導かれし俺は、渾身の力を込めて剣を振り下ろした。



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