前へ目次 次へ 17/23 ここから、始まるフィナーレ だから、死んでくれ。 その一言を合図に俺らは手に包丁を握り、 「ま、まさか、ここ連続の消息を絶った原因って...」 「その、まさかだよ!」 戸惑いもせず、振り下ろした。 「俺の手で、仕留めてやるよ!」 まだ少年と呼べる5人の瞳には、憎しみと哀しさが混じりあって出来た狂気しか映っていなかった。 「ま、待て!」 「待たないよ、こっちにおいで”お母さん”」 思ってもいない言葉だけれども、冥土の土産に聞かせてやるよ。 ここから、始まるフィナーレ。