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いいイメージ持たせたいんじゃない?

あっという間に中学が終わった気がする。

卒業と言う言葉が未だにピンとこない。


「黄泉さん、柩さん、咲人さん、新弥さん、瑠樺さんちょっと…」

先生に呼ばれて式が終わった後俺らは集まった。

「高校に行かないで働くって言ってたけど、家とかどうするの?」

「バイトするんで。」

咲人が真っ先に口を開いた。

「このおばさん、関係ないのになんで言ってくるの?」

「いいイメージ持たせたいんじゃない?」

ボソボソと黄泉と柩がしゃべる。

「聞こえたらどうするんだよ!」

一応止めとかないと…な

「でも、バイトだけじゃ家は借りられないんじゃない?両親も出て来たってニュースしてたじゃない。お家の人に頼ったら?」


こいつ、禁句言いやがった…


「はぁ?誰が頼るかよ。あんな奴ら親だなんて思ってねぇよ。頼る気しねぇし会う気もねぇよ。二度と口にするな。てか、お前何様だよ。他人が口出しして来てんじゃねぇ。偉そうにすんな、バーカ」

打って変わった咲人の態度に先生は空いた口が塞がらない様子。

「それじゃあ、永遠に俺らの前に現れないでね。」

痛い思いしたくないなら。

つぶやいた声は聞こえることなく消えていった。

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