木枯らし吹かせ
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
色付いた葉陰の裏には冬将軍
勇み足にて木枯らし吹かせ
ようやく秋らしくなったかと思えば、もう北国では降雪という話題まで。
早っ!!
早すぎるでしょう。
確かに朝夕はめっきり冷え込み、空気も乾燥してきました。木枯らしは、晩秋から初冬に吹く、木の葉を吹き散らすような冷たい北寄りの風。冬型の気圧配置になったことを示す現象でもあります。
だからでしょうか。ニュースで木枯らし1号の知らせを聞くと、「ああ、冬が来るのねぇ」としみじみ思うのです。
でも、まだ冬には早いんじゃありませんか? まだ11月ですよ。11月上旬ですよ。
ええ、時期的には正解なんですけれど。7日が立冬でしたから、暦の上ではもう冬ですものね。
でもね。つい最近まで、夏日だったじゃありませんか!
ねえ、天高い秋晴れは? さわやかな秋風は? 紅葉見物にだって行きたいのよ。菊の花だってこれからでしょう。
まだまだ秋を楽しみたいのに!!
そういえば、今年の流行語大賞に「二季」という言葉が入っていました……。
冬将軍様、緊急来襲/寒さ被害は結構です。そんなに早足で、寒くして寒くして寒くして寒くして寒くして参らなくてもいいですから。秋をください。
日本風土は、四季(で)イイじゃん。
ご来訪、ありがとうございます。
イラスト描きばかりしていたのと、急激に寒くなった気温の影響で腱鞘炎が再発して、しばらく間が空いてしまいました。
立冬が過ぎたのでそろそろ「秋」は終いにしなければならないのかもしれませんが、未練たらしくもう少し続けたいと思います。
2025年の流行語大賞ノミネート作品も発表されました。もじって遊んでみましたが、元ネタいくつわかりましたか?
ほいたらね!




