炉端には花灯篭 彼岸花②
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
(途中、わたしの描いたイラストが貼ってあります。苦手な方は非表示でお願いします)
炉端には花灯篭や彼岸花
つるべ落としの茜に染まりて
前回の彼岸花のエピソードで、彼岸花にはたくさんの別名がある――と書き込んだら、たくさんの反応がありました。ありがとうございます。
かなりの余談なのですが、彼岸花①は秋分の日に寄せて詠んだ一首でした。その時に彼岸花のことをざっと調べたのですが、その時の色々彼岸花の別名を知りました。
そのうちのひとつに「狐の松明」っていう名前があったのですよ。
誰が名付けたのは知りませんが、狐と彼岸花って似合うと思いませんか?
やや赤みを帯びた黄褐色と彼岸花の朱赤。
とても秋らしい組み合わせだと思います。
なんて思ったら、もう描きたくなっちゃって。
絵描きの性分ですから、描かねば気が済まない。
狐が彼岸花を背負って練り歩いたら、森の収穫祭が始まりそうです。
そうだ、今年(2025年)の10月7日の満月は「猟人の月」ではなく、「収穫の月」なのだそうです。
北アメリカではちょうど秋分の頃は農作物を収穫する時期にあたり、この時期に見える満月を収穫時期の目安としていたのだとか。そこで、“秋分に最も近い満月”のことを「ハーベストムーン」と呼ぶように。そのため、年によっては、9月だけでなく10月の満月がそう呼ばれることもあるのだそうな。
その前日10月6日が中秋の名月ですから、今年は贅沢にも二晩に渡って満月を拝めることが出来るそうです。
空気も冴えて、月の軌道も見やすい位置に少し下がって来た秋ですから。絶好のお月見シーズン。
彼岸花の花灯篭と一緒に、収穫の月見と洒落込みたいですねぇ。
ご来訪、ありがとうございます。
ちなみに「ハンターズムーン」は2025年11月5日(水)に繰り越され、今年最大のスーパームーンが観れる予定なのだとか。こちらも楽しみ!