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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ヤンデレで溢れた常夜町

漢らしさを履き違えるとハーレム形成に至る。みんな病んでても愛で維持する

作者:赤茄子橄
小さい頃に自分の名前が女の子みたいだとからかわれて以来、御霊知火牙(みたまちかげ)は『漢らしくあること』に強い執着を抱くようになった。

あらゆることに対して努力を怠らず自分を磨き、成長するにつれて常に文武両道、眉目秀麗、百戦錬磨、質実剛健......は微妙だけど、完璧爽やかイケメンになった。

ただ唯一の欠点は、倫理観の著しい欠如。
中学時代のある出来事をきっかけに、『漢たるもの、何人もの女性を娶って、全員を満足させてこそ』と信じるようになった彼。

大学3年になった彼は今、幼稚園時代からの幼馴染である模久藍朱(もくあいす)、小学生時代からの幼馴染の三頭衣莉守(みずいりす)、高校時代の先輩の鎚玲有(つちれいあ)、大学時代のバイトの先輩である佳音唯桜(かねいお)の4人を囲んでいる。

知火牙の前ではある程度おとなしくしている彼女たちだが、その裏では熾烈な蹴落とし合いが勃発していた。

漢らしさの極みを目指してハーレムの形成を望むゴミクズ男の知火牙と、ハーレムなんかじゃなく自分だけを唯一の正妻に選んでもらうために他の女の身体的・社会的抹殺を画策する堕とされきったメンヘラ乙女たちの行く末は?


※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。
第0章 プロローグ
第1章 御霊知火牙と4人の彼女
第2章 やりすぎる彼女たちの病み堕ち歴史
第3章 ハーレム崩壊の兆し
最終章 病んでてもハーレムを維持する。愛で。
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