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77 戦場での立ち回り

本格的な戦いの幕開けです

戦場の空気が一瞬固まった。


一匹のオークが一撃のもとに倒されたからである。


ただ倒された訳では無い。オークを一撃で倒せる者などウンドの戦闘職の冒険者の中には何十人といる。


だが彼は少々他の冒険者達と趣きが違った。その手には武器を持たず、徒手空拳で迫り来るオークの群れの前に立っていたのだ。


素手で戦場の直中に立つ男をオーク共は見逃さなかった。戦さ場に素手で赴くなど自殺行為だ。オーク共はその面に下卑た笑いを張り付かせて、その憐れな獲物に殺到した。


我先にと弱者を蹂躙するために。


一撃。


その最初の犠牲者となったオークは自らが振り上げた斧を振り下ろす事なく絶命した。


その男は手に何も持っていなかった。持つ必要が無かったからだ。

その男、ロン・チェイニーの武器は彼の身体そのものだからである。


ロンはオークが斧を大きく振りかぶった際に出来た隙を見逃さなかった。ガラ空きになった首筋に鋭く蹴り足を遠心力をつけて回し入れる。回し蹴りを叩き込まれたオークは頸椎を破壊され、まるで糸が切れた人形の様にその場に崩れ落ちた。


群れるオーク共の足が止まる。目の前には首をへし折られ頭をあらぬ方向に向けて頓死する仲間がいる。どういう事だ!? 目の前にいる、この素手の男は何をした? こいつは俺達に蹂躙される憐れな獲物ではなかったのか。


周りにいた冒険者達も一瞬目を奪われた。

ロン・チェイニーが素手で戦うと言う事は伝え聞いており、皆知ってはいた。やれオークを倒しただの魔族と戦っただの本当かどうか訝しい話を聞いてはいたが、そもそも素手で相手を殴って倒すなど馬鹿げた話である。

そんな事が本当に出来るのか、ウンド冒険者ギルドの冒険者達は半ば眉唾物の戯れ言と、よしんば出来たとして何か下らない仕掛けがあるのだろうと高を括っていた。


そもそも戦闘職の冒険者として戦場に立つに足る人間なのかとも疑っていた。

口八丁手八丁で上手くギルドマスターに取り入って美味い汁でもすすっているんじゃないかと噂する者までいた。


しかし、どうあろうとこの戦さ場において馬脚を現すだろうと思っていた。


オークのみならず人間にも侮られていたロン・チェイニーだが、たった一撃でその場に居合わせた者の認識を変えた。


オークからは恐るべき敵として、冒険者達からは頼るべき仲間として。


「おっしゃ!やるじゃねえかロン。だが油断するな、今の一撃でお前さんは唯の獲物から倒すべき敵になった。次からそう簡単には行かねえぜ。」


グリエロの言葉にロンは軽く頷いて返事をする。


「ああ、手品の種は見せちゃったからな。次からが本番だよ。」


そう言ってロンは両手の拳を顎先にまで上げて左足を前に半身に構え、ロンならではの拳法家の戦闘態勢を取る。


戦場が止まったのは一瞬だった。だが空気は一変した。


オークであろうと冒険者であろうと、戦いの場に於いては一切の油断が命取りであると再認識したのである。


より険しい顔をして、さらに激しい咆哮と共にオークの群れが再び雪崩の様に押し寄せて来た。


先に動いたのは今度はロンであった。

一歩踏み込んで襲い来るオークの眼前に身を晒す。これを好機とばかりに剣を振り下ろすオークだが、剣が叩きつけたのは固い地面であった。


目の前にいた男が急に消えた。男の脳天に剣を叩きつけたと思ったが叩いたのは地面である。オークは男が何処だと探そうと動くより先に側頭部に激しい衝撃を受けて昏倒する。


ロンは消えたのでは無い。当身の虚実を突いてオークの攻撃を躱し、死角からカスミの急所に体重を乗せた肘打ちを放ったのだ。

誰でも、どの様な攻撃でも虚実と言うものは生まれる。攻撃に大きな力が加わる時は武器を振りかぶり対象に目掛け振り下ろした時だ。その振り下ろした瞬間が最も大きな力が生じている瞬間である。これが攻撃における「実」部分である。この実が生じている時は身体に気力が満ちている状態である。この時には攻撃を盾などで受け止めようものなら大きい衝撃が生じ、反撃をする間を容易には得られない。さらには相手の力が自分より強かった場合は吹き飛ばされるならまだしも、力負けし、悪ければ叩き潰されてしまう。


しかし武器を振り下ろし相手に当たる瞬間に隙が生じる。自分と自分の武器と相手が一直線上に重なる一瞬は自分から相手は見えない。この時に「虚」が生まれるのである。この虚は刹那の一瞬であるが、この瞬間が最も相手を見失いやすく自身に隙がうまれ気が霧散し身体が弛緩する時である。


弛緩した身体に対する攻撃は通常の何倍もの威力を持って打ち付けられる。普段なら効かないような攻撃も通ってしまうのだ。

あまつさえ鍛え上げられた肉体から放たれるロンの攻撃を身体の弱点である急所に受けるのだ、屈強なオークであろうと一撃のもとに絶命する。


この数日でロンの動きは決定的に変わった。それはパイリラスとの戦いに端を発したものである。

その厳しく容赦の無い戦いの最中、殺気を鋭く感じ取る技術を身につけたためだ。


そしてその技術をもとに、ロンは新たな技を身につけた。

相手の虚を突き死角に入り込む。殺手術である。殺手とはすなわち暗殺である。伝説の暗殺者ルドガー・オルセン・パーカーの技を受け継いだのだ。もちろん短い期間での教授であったため知り得たのはその一部であるが。


しかしその殺手の技術を一部とはいえこの短い期間で身につけることは並大抵の事では無い。これはロンの日頃からの鍛錬と、武器術訓練と称した『様々な武器を使って放たれるグリエロの執拗な攻撃を躱し続ける』と言う、死を掻い潜る訓練の賜物である。


ロンはひたすら毎日毎日、武器を躱し続ける事により戦闘勘を身につけた。相対する者の攻撃の発端、いわゆる兆しがわかる様になったのである。構え方、目線の向き、身体の動き等、様々な気配や兆候から攻撃を見切れる様になっていったのだ。


それ故にルドガーの殺手術の飲み込みは早かった。それはルドガーが舌を巻く程である。


「おや!? ロンさん、また運歩法が鋭いものになったね。足音でわかりますよ。だが功を焦っちゃいけませんよ、一撃で決めようとせず相手の隙を導きなさい。」


ルドガーは自らの戦いの最中にも、敏くロンの動きを察知し、首を傾げ器用に耳をひくつかせながらロンに教えを垂れる。


ロンは「はい」と短く返事をして次々と襲って来るオークに対峙する。


槍を持ったオークの突きを身を翻して躱し、顔面に突きを打ち、間を置かず腕の急所であるワンクンに突きを放っての二連撃。腕が痺れて思わず槍を取り落としたオークは胴をガラ空きにして隙を見せる。ロンがその隙を見逃そう筈も無く、身体の中心にある急所スイゲツに膝による蹴りを深々と命中させる。


スイゲツを痛打されたオークは膝から崩れ落ち、呼吸が困難になり息も絶え絶えにうずくまるや、その首が飛ぶ。


「ロンさんお見事!」と首を飛ばした張本人ルドガーが賞賛する。その手には仕込み杖を逆手に持っている。


呆気に取られるロンを尻目に、ルドガーは襲い掛かって来る別のオークに対しても目にも止まらぬ速さで仕込み杖から剣を抜き放つ。


ルドガーがクルリと身を回転させるやオークの首が飛ぶ。


さらにルドガーは腕を返し剣を一閃させ、さらに襲ってくる憐れな次の犠牲者たるオークの腹を真一文字に断つ。


ルドガーが一歩踏み込み、その小柄な身体を回転させるたびにオーク共の体が二つに分かれて吹っ飛んでいく。


その余りに流麗な死の輪舞に周りにいる冒険者やオークは目を見張る。冒険者達は感嘆するがオーク共はたまったものではない。

オーク共は激昂して武器を振り上げルドガーに襲い掛かるが、その誰もがルドガーの剣の前に命を露と消す。


「っへ! ロンの前だってんで爺さん張り切ってんな。俺も負けてらんねえな!」


そう言ってグリエロも剣を上段から鋭く振り下ろす。


グリエロの剣撃を受けてオークは血飛沫を撒き散らし絶命する。


再びグリエロは上段に剣を構える。

上段天火の構え。グリエロのもっとも得意とする最強最速、捨て身の構えである。相手の攻撃を受け止めず躱す事を想定した攻撃方法は生半可に真似できるものではない。あらゆる武器に精通し特性を知るが故に攻撃を躱せるグリエロならではの戦法である。


グリエロは上段から鋭く一歩踏み込んで、迫るオークを一刀のもとに斬り伏せる。さらに続々と迫り来るオーク共の剣や斧などの様々な武器を掻い潜り、次々と斬り抜けていく。


ルドガーとグリエロの通った後には死屍累々とオークの骸が横たわる。


その猛攻を驚愕の顔で見るのはフェンである。


「なんだあの2人は!? てかグリエロってあんなに動けたのか? とっくの昔に引退してたんじゃねえのか...... それにルドガー爺さんって本気で強かったんだな。本当にあの伝説の死の道なのか...... 」


そう独言たフェンに応えたのはロンである。


「そうだよな。ぱっと見はそうは見えないけれどグリエロもルドガー先生も凄いよな。あの二人の技術と知識で弱っちい僕もなんとか生きてる様なもんだよ。」


ロンがそうポツリと呟くとフェンも何か納得した様にフンと鼻を鳴らす。


「なるほどな、ちょっと前まで中の下の白魔術師だったお前が一端の戦闘職になってんのはあの二人の差し金ってわけか。凡骨のお前をここまで引き上げたんだ、よっぽどだぜ。」


「ああ、あの二人の事を認めて貰えるのは嬉しいけれど、僕の事については間違っちゃいないが何か釈然としないな。」


「ああ!? 褒めてんじゃねえかよ。まあいいや。しかしあの二人を見てると、何も俺達のパーティと手を組まなくてもやってけんじゃないか?」


「うん、そうだな。何かむしろ僕はいらないような気がするな。」


ロンはそう言って肩をすくめると、フェンも「違いない」と言って苦笑いする。


「だがまあ、そう言うなよ。さっきのお前の一撃、なかなかすごかったぜ。」


素直にフェンがロンを認めると、当のロンは意外そうな顔をする。


「いやぁ、フェンにそう言って貰える日が来るとはな。」


ロンが苦笑いするとフェンはバツが悪そうに、しかしロンと同じく苦笑いしながら口を開く。


「あんときゃ悪かったよ。即席だが今は同じパーティだ、よろしく頼むぜ...... っと!」


フェンが背後から襲って来たオーク攻撃を躱すのと、ロンがそのオークに攻撃を仕掛けるのは同時だった。


フェンと体を入れ替える様に前に滑り出てきたロンは、フェンに向けられた攻撃を身を低くしてすり抜け、背後に回り込み、太腿の外側中央にあるセンリュウと膝の側面にあるヨウカイの急所を連続で蹴り込む。


脚の急所への二連撃でオークは立っている事が出来ず、思わず地面に膝を突く。


フェンがそこに出来た隙を見逃す筈も無く、剣を一閃させるやオークの首を刎ねる。


ロンはフェンの攻撃を一瞥すると、また新たに襲い来るオークに向かい大きく一歩踏み込んでスイゲツに蹴りをねじ込む。


腹を打ち抜かれたオークは苦悶の表情を浮かべうずくまると、すかさずフェンに頭を叩き割られ絶命する。


フェンは頓死したオークから目を離し、顔を上げるとロンと目が合う。お互い無言で頷き合うと、続々と襲い来るオーク共に向き直る。


武器を振り上げロンへと襲いかかるオークに側面から滑り込む様にフェンが割って入り、すれ違いざまにその武器を持つ腕を断ち斬る。

腕を失ったオークは驚く間も無く、カスミの急所にロンの体重が乗った肘打ちが刺さる。


オークはプッツリ糸が切れた様に崩れ落ちるとそのまま動かなくなる。


フェンは次に襲い来るオークの棍棒による打ち下ろしをバックラーで受け止める。攻撃を受け止められたオークに一瞬生まれた虚をロンは見逃さず、その棍棒を持つ手のワンクンの急所に突きを放つ。急所を圧痛されオークは思わず武器を取り落とすと、フェンの剣に胸を貫かれる。


ロン・チェイニーとフェン・ズワートは次々と襲いかかるオーク共を、入れ替わり立ち替わり、虚を突き隙を穿ち、拳に剣にと各々の武器で屠っていく。


フェンは内心驚いていた。ロンとの立ち回りが思っていた以上に噛み合うのだ。ロンとの共闘がここまで相性が良いとは思わなかった。


これはロンの戦い方による所が大きい。

ロン・チェイニーはフーケ世界で史上初の拳法家であり、その戦いの身上は徒手空拳である。故に攻撃範囲は戦闘職の冒険家の中では最も狭い。故にフェンの剣撃の邪魔にならないのである。


ロンは武器を持たないために、武器に振り回される事が無く、さらには無手という事で攻撃の引き手も速い。

そこにグリエロの武器術とルドガーの暗殺術が組み合わさる事によりロンは攻撃回避に優れ、敵の攻撃を回避するだけで無く、混戦になった場合は味方の武器と接触してしまうという事が無いのである。


冒険者がパーティを組むのも味方との接触事故を減らすためである。敵味方入り乱れての戦闘になった場合、恐ろしいのが同士討ちである。戦力の低下だけで無く味方どうしの不信感にもつながる。なので多くの冒険者達はパーティを組み日頃から一緒に生活をして連携の取れる動きを取れる様にしているのだ。グリエロがフィッツのパーティと手を組もうと言った時に、自身が一歩引いてフィッツのパーティに合わせると言ったのはそのためである。


ロンが白魔術師をしている時は単独で冒険者をしていたのは、白魔術師が後方支援を担う事が多いからであった上に、当時はやる気を喪失しており協調性が無かった為である。新米冒険者のパーティの支援に入ったり、仲間が傷病などで欠けたパーティの臨時で入るなどでパーティを組む事はあったが基本は単独行動であった。


拳法家になり色々と吹っ切れた事により、ロンは生来の能天気さと余計な事に首を突っ込む好奇心の良さを取り戻し、これまでの様々な出会いを呼んでいる。


こう言う厄介ごとに鼻を突っ込んでしまう面倒見の良さと嗅覚の鋭さも攻撃回避に一役買っているかもしれない。


フェンはロンとの相性の良さに感嘆していたが、その実ロンはフェンだけで無く、他の多くの冒険者達との共闘と相性が良い筈である。


共闘する者と衝突する事が無く、敵の虚を突き隙を生む事が出来る。


そして一撃。


今のロンは重く鋭い攻撃手段を持っている。ともすれば敵を文字通り一撃で屠る程の。


フェン・ズワートは下顎の急所カチカケを打ち抜かれ、平衡感覚を失い目線の定まらぬオークの首を断って、オークを決定的に追い詰めた者に顔だけ向けてニカっと笑う。


「おい!ロン、お前やるじゃないか! それにお前との連携がこんなに嵌るとは思わなかったぜ! オークハイ共が来ても俺達けっこうやれるんじゃないか!? 」


フェンの言葉にロンは意外そうな顔をしつつも口もとに喜びが隠しきれない。込み上げる笑顔をこらえるあまり、笑っているのか怒っているのかよくわからない歪み方をしている。


「え? ホント!? やれてるかね? 僕等やれそうな感じかな!」


「おうよ!」


そう言ってフェンはニカリと笑いロンに拳を突き出すと、ロンも同じくニッと笑い、突き出された拳に自身の拳を軽くぶつける。


それを見て眉をひそめるのはモルガーナ姉妹である。


「この忙しいのに何イチャついてるの、馬鹿気持ち悪いわね。」


「そうね、そんなの終わってから他所でやって。」


白と黒の魔法使い達に白けた目で見られてロンとフェンはお互い顔を見合わせて眉をしかめる。


「おう! お前さん方! ボサっとしてんじゃ無えぞ! フェン、お前さんは脇の締めが甘い、剣筋がブレてんぞ! ロン、お前さんは相変わらず背後への意識がお留守だぜ! そんなんじゃオークハイにゃあっと言う間にぶっ殺されっぞ! 」


グリエロが二人の側をオーク共の血飛沫を撒き散らしながら、悪態を吐きつつ通り過ぎる。

ポカンとする二人に追い討ちをかける様に、オーク共の首を吹き飛ばしながらルドガーが追い越して行く。


「お二人さん。さっきの攻防は何度か危ない所があったね。ロンさん、オークだけじゃなくフェンさんの兆しも読みなさい。それじゃ、お二人仲良くやるんですよ。」


グリエロもルドガーも吐き捨てる様にそう言って、再びオーク共の群れの中に身を投じて行く。


古参の熟練者二人にかかるとロンにフェンもまだまだひよっこの様である。


「ッチ! ジジイ共、言ってくれるぜ! おいロン! 身を引き締めて一丁やってやろうぜ!」


フェンはそう言って剣を強く握り締める。


「そうだな。でもグリエロも先生もすごいな。この混戦の最中にも僕等を見てくれてたんだな。こりゃ頑張んなきゃな。」


ロンがポツリとつぶやくとフェンが呆れた顔をする。


「お前、相変わらず呑気な奴だな。」



そう言う最中にもオーク共は続々と押し寄せて来る。


フェンは剣の切先を正面に正眼に構えて、敵を迎え撃つ体勢をとる。


ロンも軽く腰を落とし右の拳を右足と共に後ろに引き、半身になって構える。


ロンにフェンは、さらに身を引き締め敵の大群を迎え討つ。

いつもお読みいただきありがとうございます。



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