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閑話 IFストーリー 師匠生存ルート

今回は本来の設定を一部変更したIFストーリーです。ついでにギャグです。

本編とは違う設定の上に物語を書いたので、違和感を覚える方もいるかもしれません。


 それはノゾムが自分自身の逃避に気付いてから、3学年に進級した際に起こった。

 ノゾムがリサのためと言いつつ、自分の弱い心を守ろうと閉じこもっていた事実に気付かされた戦い。

 シノの命がけの教えを受け、ノゾムはようやく前を向き始めた。

 師との戦いで負った怪我の為に学期末の成績は揮わず、3学年になっても10階級となってしまった。だが、それでもノゾムの心は晴れやかだった。

 心機一転。晴れやかな気分のまま、新たな気持ちで授業に臨もうと、ノゾムは教室で再び担任となったアンリの到着を待っていた。


「ええっと……。皆~おはよう~。取りあえず~席について~」


 どこか歯切れの悪い声を漏らしながら、アンリは教室に入ってきた。

 いつもニコニコと笑みを浮かべているはずのその顔には、戸惑いの表情が浮かんでいる。

 一体どうしたのだろうか? 

 10階級生達は普段とは違うアンリの表情に首を傾げながらも、各々の席に着く

 アンリは全ての生徒が席に着いたことを確認すると、手に持った出席簿で出欠を確認し、連絡事項を伝えはじめる。


「ええっと、皆さん、3学年の生活が始まりました~。2年生までと授業の形態が大きくかわるから~色々と大変なことも一杯あると思うけど~、頑張っていきましょう~! もちろん、先生も頑張るから~どんどん頼ってね~」


 その言葉に、クラス中に言いようのない空気が漂い始める。

 3学年としてスタートした10階級の教室。そのクラスの中で生徒の入れ替わりはほとんどないが、若干人数は減っている。

 1年間の集大成となる学期末試験。いなくなった生徒はその試験で成績不十分とされ、退学させられていたのだ。

 またクラスメートがほとんど入れ替わっていないことも見れば、ほとんどが上の階級に行くことが出来なかったことはよく分かる。

 この学年末試験の結果で、次の一年間の生活が決まるといっても過言ではない。

 より良い成績を出した者にはそれに相応しい待遇を。逆に十分な成績を残せなければ、あと1年間最低階級での生活が待っている。

 だが上の階級生達も、必死の努力を重ねている。彼らを追い抜くことは、決して簡単なことではないのだ。

 だからこそ、前回の試験で上位階級に上がれなかった10階級生達は複雑だろう。そんな中でやる気を出しているのは、学期末試験などよりも遥かにとんでもない騒動に巻き込まれていたノゾムくらいである。

 そんな教室の空気をアンリも感じ取っているのか“皆、がんばろ~!”と可愛く拳を突き上げているが、やはり生徒達の反応はよろしくない。


「ええっと……」


 ほぼ無反応の生徒達の陰鬱な空気に飲まれ、力強く突き上げられたアンリの拳はションボリと垂れ下がる。


「そ、そうだ~。皆さんに新しい友達を紹介します~。今日はこの教室に編入生がやってきました~」


 パタパタと早足でアンリは教室の入り口に向かう。

 シドロモドロな口調と、宙を泳いでいる視線。無理矢理話題を変えようとしていることが見え見えの様子だが、チョコチョコとした可愛げのある動きが小動物を思わせる。

 そんなアンリの姿に頬が緩みかけるノゾムだが、ちょっと聞き捨てならない言葉が聞えたことに首を傾げた。


“編入生”


 この街で2年間生活してきて、少なくともノゾムはそんな話を聞いたことはない。他の生徒達も同様なのか、皆一様に目を見開き、驚いた様子を見せている。

 編入生という言葉に触発され、ヒソヒソ話があちこちで繰り広げられ始めた。

 どんな人が来たのか? なんでこんな時期に? 1、2学年をすっ飛ばしてどうして? このクラスに来るなら、どうせ大した奴じゃないんだろう?

 そんな教え子達の反応を他所に、アンリは教室のドアに手を掛けた。

 なんだか疲れたように引きつった口元。それがノゾムは何だか気になった。だがそんなノゾムの疑問はすぐに判明することになる。


「ええっと……それではみんなに紹介します~」


 一気にアンリが教室のドアを開け放つ。

 開かれた入口から颯爽と姿を現したのは、腰に一振りの刀を差し、白の制服に身を包んだ美女……ただし、前に元が付く。

 同年代の女性から見ればちょっと小柄な体格。単純に年月を経たせいで身長が縮んだだけである。

 スカートから覗く生足は純粋な衝撃を与え、続いて腹の奥底から激情を湧き立たせる。曰く、見せずに隠せと。


「き、今日からこのクラスの生徒? になるシノ・ミカグラさんです~」


「うむ! シノ・ミカグラだ。よろしく頼む」


 純白の制服を身にまとった八十路の老女が10階級生の目の前に立つ。

 その場にいた全員がポカーンと口を開けて呆けていた。無理もない話である

 ついでに何人かは下を向いて口を押えている。口を開いたら罵詈雑言が飛び出してしまうのか、それとも別の何かを吐き出してしまうのか。どちらにしろ、シノと学生制服のミスマッチさに誰もが言葉を失っていた。ただ一人を除いて……。


「アンタ何やってんだーーーーーーーーー!!」


「見て分かるであろう! ワシもこの学園に来たのだ!」


 学園中に響くような大声を上げたのは、彼女の唯一の愛弟子にして、刀術の継承者であるノゾムだった。

 一方、師であるシノは弟子の叫びに対して、自信満々な顔で胸を張っている。もっとも服装から言ってその自信の根拠がノゾムにはさっぱり分からなかったのだが……。


「そういう事を言いているんじゃないですよ! 何でこの学園に来ているんですか!」


「可愛い、可愛い弟子の様子を見に来たんじゃ。別に変なことじゃなかろう?」


「なんでそこで“何変なこと聞いているんだ?”って顔するんですか!」


 バンバンと自分の机を叩きながら、ノゾムは声を荒げるが、シノはきょとんと首を傾げたままだ。 


「大体、師匠死んだんじゃなかったんですか!?」


 とういうか、目の前の人物はつい先日亡くなったはずだった。ノゾムにとって大切な人だっただけに、もし生きていてくれたのなら、間違いなく落涙してしまうだろう。

 だが、目の前の常軌を逸した光景に、ノゾムは思わず大声を張り上げてしまっていた。

 一方、シノの方と言えば神妙な顔をしながら腕を組む。


「そのはずなんじゃがな……」


「ごく……」


「気が付いたら自分で自分の墓から這い出しておった! なぜか睡死病も治っているようでの。まったく、世の中というのはこの歳になっても分からん事だらけじゃ。アハハハ!」


「俺はアンタの格好の方が訳分からんわーーーーーーーーーー!」


 師のあられもない格好を指さし、ノゾムは声を荒げる。

 正直に言って、ノゾムも指摘したくなどなかったが、彼も色々と限界に達していた。

 これからの学園生活と自分自身について省みて、ようやく心機一転できたノゾム。彼にとってシノという人物がどれだけ大きな存在であったかは言うまでもない。

 そんな彼が、尊敬する人物のこんな恰好を見てしまったら……無理もない話である。


「というか、なんで“生徒”なんですか! 師匠の場合、むしろ“教官”としてでしょう!?」


「うむ、確かにジハード殿からそんな話はあったのだが……。まあ、その……。そ、そっちの方が弟子の振る舞いを観察できるからじゃ! お前はミカグラ流の全てを教えたが、まだまだ未熟な所もある。その辺は師として、キチンと見守る義務があるんじゃ!」


「ならむしろ教官の方がいいでしょうに、なんで生徒として学園に来るんですか!? Sランクの生徒なんて聞いたことありませんよ!?」


「せ、先生も聞いたことありませんよ~~」


 ノゾムの大声に反応して、アンリが肩を落としながら弱々しく呟いた。どうやら彼女も師匠の破天荒さに振り回されていたらしい。

 いつも明るく、元気いっぱいな彼女にしては珍しい、疲れ切った様子。何があったのか聞くのは酷かもしれない。


「まあ、ええじゃないか。別に学園の生徒になるのに年齢制限はなかろう?」


「それは……そうなんですけど~~」


 抗議の声を上げるアンリを、シノは一刀両断する。確かに年齢制限はないが、それにしたってこれはないだろう。

 一体この引き籠りは何をしたのだろうか……。

 聞いてみたいという衝動と、聞きたくないという拒否感に板挟みになりながらも、ノゾムは深呼吸をして気持ちを落ち着ける。

 

「色々と納得できないことはあるけど、生徒になったことは百歩譲ったとして……せめてその制服は何とかならなかったんですか!」


「ん? どうじゃ、似合うじゃろ?」


 腰に手を当て、シノは見せつけるようにスカートを摘まむ。その瞬間、ノゾムのなけなしの冷静さが一瞬で吹き飛んだ。

 ついでに口を押さえていた何人かの生徒が教室を駆け出していったが、ノゾムはそれを責めることはできなかった。正直に言うなら彼もここから逃げ出したかった……。


「逆の意味でな! 色々とギリギリすぎてどこから突っ込んだらいいか分からないんだ!」


「逆ってどう意味じゃ!」


 とはいえ、今この災厄の塊を止められるのは自分だけである。そんなよくわからない使命感に突き動かされながら、ノゾムは声を張り上げ続けた。


「言葉通りの意味だよ! 自覚ないのかアンポンタン!」


「なんじゃと! せっかくワシが勇気を振り絞ったというのに!」


「引き籠りが長すぎて人前に出るのに勇気がいるのは分かるけど、方向性が違うだろ!?」


「あの~2人とも~。ちょっと落ち着いて~」


 この場合、シノのいう勇気とは、当然ながらノゾムに自分の晴れ姿を見せる勇気である。

 一方ノゾムのいう勇気とは、人嫌いだった師匠が街で新生活を始める勇気であった。

 自分の為だと言ってくれる事は、生きてくれていたことに加えて、ノゾムには本来嬉しい事のはず。だが、その感動も目の前の悲惨な光景が全部ぶち壊してしまっていた。

 ついでに互いに対する感情が奇妙な行き違いを起こしているが、過熱した2人の頭にそんな深い考えが浮かぶわけもない。

 徐々に……どころか、まるで乾季の森林火災のような勢いでヒートアップしていく2人を前にして、アンリは必死に消火を試みていた。


「大体、お主はどうしてそんな乙女心を理解せんのだ! そんな事だからこんな面倒な事になったんだろうが!?」


「……否定できないけど、ヘタレ具合なら師匠もどっこいどっこいでしょうが!」


「だから~。先生の話を聞いて~~!」


 だが、既に火の回りはアンリの手の付けられないレベルになっていた。彼女の言う事などどこ吹く風というように、師弟の口論はさらに過熱していく。


「可愛げのない弟子め! この前の殊勝な態度はどこ行ったんじゃ!」 


「師匠がしっかりしてくれているならそうしますよ。……というか、ついさっきまでそうでしたよ! でも今の師匠はただの厄災でしょうが!」 


「ふえ~ん! 2人が先生の話聞いてくれな~~い!」


 ついには涙目になってしまうアンリ先生。周りの生徒達はあまりに苛烈な口論に、我関せずを貫いていた。というか、彼らがこんな口論に介入できるはずもない。


「特にその制服! 正直、新兵器だといわれても納得するんですけど!?」


「……なんじゃと!」


 その瞬間、ブチッ! と何かが千切れる音が教室に響いた。続いてドゴン! という轟音と共に、ノゾムを大きな影が覆う。


「……うえ!?」


 呆けるノゾムの頭上から落ちてくる大きな物体。それは固い木材で作られた教卓だった。

 ノゾムの罵詈雑言にキレたシノが教卓を蹴り飛ばし、哀れノゾムは教卓の下敷きになってしまった。


「ノ、ノゾム君~。大丈夫~!?」


 慌てたアンリが慌てて駆け寄って教卓をどかし、ノゾムを助けようとする。

 だが彼女がシノに吹き飛ばされた教卓に触れようとした時、キン! と甲高い音を立てて教卓が真っ二つに断ち切られた。

 泣き別れした教卓の下からゴソゴソとノゾムが這い出して来る。


「はあ、はあ……危なかった……」


「ちっ!」


「舌打ちしやがったな無軌道師匠! 殺す気か!? 下手したら打ち所が悪くて死んでいるぞ!?」


「この程度でおまえが死ぬか! 大体教卓がぶち当たる前にしっかり刀抜いて気を纏わせたではないか」


「そういう問題じゃねーーーーー!」


 そう、ノゾムは間一髪、逆手で刀を抜きながら気を纏わせ、教卓と自分の間に割り込ませていたのだ。

 そのため教卓の勢いで倒れこみはしたが、頭などを打つことはなく、教卓を断ち切ることで簡単に脱出することが出来た。

 だからと言って、ノゾムとしては、この仕打ちは堪ったものではない。先ほどの口論で既に頭が湯だっていることもあり、相手が師匠ということで自重が完全になくなってしまっていた。


「もう頭に来た! あの時の感動返せ!」


「ほほう! やる気か、よかろう! 全快となった体の調子を見るにはちょうどいい! ついでにもう一度その根性叩き直して師の偉大さを思い出させてやるわ!」


「そんな恰好で言っても説得力は皆無だっての!!」


 互いに同時に踏み込み、刀を振るう。狭い教室の中で剣戟の嵐が吹き荒れた。

 机が両断され、椅子が吹き飛び、文房具が撒き散らされる。


「きゃああああああ!」


「うわ! 掠った! 今掠った!!」


「誰か! 助けてーーーーー!」


 クラスメート達の悲鳴と怒号が響き渡る中、2人の剣士の戦いはさらに苛烈さを増していく。


「かかか、爽快、爽快! 60歳くらい若返った気分じゃ!」


「ちい! まだ速くなるのかよ! さらに面倒なことになりやがったなこの婆!」


「や~め~て~! 教室壊さないで~~!!」


 ノゾムの刀を容易く受け流し、シノはお返しとばかりに一撃を打ち込む。

 薙ぎ払われた刀を何とか逸らしながら、ノゾムは悪態を吐く。そしてアンリは“ふえ~ん”と涙目になりながら必死に叫ぶが、当人達に聞こえている様子は全くない。


「ぜや!」


「がっ!」


 シノの蹴りがノゾムの体を捉え、教室の後ろの壁まで吹き飛ばす。直前にノゾムは蹴りの軌道に鞘を挟み込んで直撃は防いだが、吹き飛ばされた際に複数の机に全身を打ち付けてしまった。

 打撲の痛みにノゾムが顔を顰めていると、視界の端に疾走する影が映った。


「っ!?」


 痛む体を無理矢理起こして、ノゾムは刀を構える。その時点でシノは既にノゾムを刃圏に捉えていた。


「遅いぞ、ノゾム!」


 閃光のような切り上げがノゾムに襲い掛かる。ノゾムは反射的に体を捻って刀の軌道から逃れる。

 シノの斬撃は床を削りながら、ノゾムの眼前を通過し、教室の後壁を切り裂く。

 同時に気術“塵断”が発動。炸裂した無数の気刃が、教室の後壁を深々と抉り取った。

 壁に空いた一筋の切れ目。そこから隣のクラスの担任の目とノゾムの視線が交差する。


「……は?」


「あっ、すみません」


 ノゾムは簡潔な一言を隣のクラスの担任に送り、戦いへと戻る。目の前の強大な怪物と戦うため。そして身内の恥をこれ以上露出させないために。

 とはいえ、その目的を達するための手段は、ノゾムの頭に血が上っていることもあり、容赦とか躊躇とかいう物が一切存在しないものだった。

 ノゾムは刀身に気を叩き込み、シノに向かって突き出す。

 気術“心穿ち”。

“幻無”と“塵断”を組み合わせた殺傷能力が極めて高い気術。

 だがシノは口元を吊り上げると、なんと突き出したノゾムの刃の切っ先、に自分の鞘の鯉口を合わせてきた。

 鞘の鯉口に突き刺さるノゾムの刀。ノゾム以上の気を鞘に注いでいるせいか、それ以上喰い込みもせず、まるでビクともしない。

 次の瞬間、気術“心穿ち”が発動。だが、ノゾムの心穿ちはシノの鞘の中で炸裂し、全ての気刃が鞘の内側に付与された気によって相殺されてしまう。


「はあ!?」


 思わず驚きの声を上げたノゾムを尻目に、シノはノゾムの心穿ちの炸裂を逆利用して体を一回転。勢いをつけた蹴りをノゾムの鳩尾に叩きこんだ。


「があっ!」


「わ! なんだ貴方達は!?」


 先程シノによって穿たれた穴をさらに広げながら、ノゾムの体は隣の教室まで吹き飛ばされる。

 いきなり飛び込んできたノゾムに9階級の担任が驚愕の声を上げた。

 さらにノゾムを追ってきたシノが隣の教室に飛び込んできた。その姿は戦意に溢れ、目は活き活きと輝いている。とてもついこの前、一度死んだとは思えないほど生命力に満ち満ちていた。


「ははは! ノゾム、第2ラウンドじゃ~!」


「くそ! いい加減にしろよ馬鹿師匠!」 


「もうやめて~~~~~~~!」


 こうして2人が繰り広げる騒動は隣の教室にまで波及し、師弟はジハードとインダが止めに入るまで暴れまわり続けた。

 この師弟の戦いに巻き込まれ、教室3つが使用不可能なまでに損壊し、その中に置かれていた備品はほぼ全損。被害を見たインダが茫然としたまましばらく立ち竦んでしまうほどだった。人的な被害が出なかったのが不思議なくらいである。

 まあ、ノゾムが能力抑圧を開放しなかったから、この程度で済んだともいえるのだが……。

 もしこれでノゾムが能力抑圧を開放していたらどうなっていたのか。想像するだけでも恐ろしい。

 この騒動のせいでシノは編入早々に退学処分。ノゾムは一週間の停学処分となった。当たり前である。むしろ温情と言えるかもしれない。

 ちなみにシノはその後、そのあまりに高い能力を惜しみ、そしてそのあまりに破天荒な性格を熟考したジハードによって、非常勤講師としてソルミナティ学園に雇われることになった。

 だがその後も、この師弟はとんでもない大騒動を巻き起こしていくことになるのだが、それはまた“もしも”のストーリーである。



 



というわけで、久しぶりの師匠登場。

一応読み切りとして書いたので、この話はとりあえずはここまでです。続く予定は今のところありません。

この後、ソルミナテ学園で起こす師弟の珍騒動の数々は……需要があったら考えます。

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