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ショウタの冒険者としての生活  作者: でっぱマン
低ランク冒険者のショウタ
9/12

アイテム屋

「さて、アイテム屋を探しますか」

場所がわからないからたずねるしかないようだ。

「すみません、このあたりにアイテム屋はありますか?」

「ここをまっすぐ行ったらありますよ」


「教えていただきありがとうございます。」

ルートも分かったことだし出発だ。しばらく進むと看板がみえてきた。

「アイテム屋チェリー、これだな。」

よし入るぞ、よく見たらまだ準備中じゃないか。

待ってたら店員さんが明けるだろう。

「よぉ、ユキオ久しぶりだなぁ」


いきなり後ろから話しかけてきた。

「お前は、ショウショウ!」

いきなりユキオの口調が変わった。一体どういう関係なんだろう。

しかもショウショウという人かなりガタイがいい。

「ユキオは今はなにをやってるんだ?」

「俺は今はこの方とこの世界を探検してる」


この方ってもしかして俺たちのことか?

「おいおい、最凶の暗殺者アサシンだったお前がこんな一般人と探検?笑わせてくれるなぁ。」

ユキオが元アサシン?

「そんな過去の話よりも先に店を開けてくれないか?」


「この話は店の中でやろう。お前がなぜ辞めたのかを聞きたい。」

これって俺たち必要なくね。でも俺たちはアイテムを買いに来たんだ、ここで諦めるわけにはいかない。

「とその前にお前たちは戦闘に有利になるアイテムを買いに来たんだろ?」

「そ、そうです。」

正直、かなりビビった。こんなイカツイ人が目の前にいたらみんなもビビるはずだ。


「そこのお二人さんはアイテムを買ったら、宿に泊まってほしい、しばらくユキオを返すわけにはいかん」

「分かりました。」

ショウショウさんが扉を開けた。中に入ってみるとたくさんの道具がある。

「で、どれが欲しいんだ?」

とりあえず回復系の道具でも買おう。

「スッキリハーブを4つ、回復ドリンクを10個をください。」


「合計で銀貨3枚だ。」

意外と安いんだな。銀貨を3枚出した。

「まいどありー!」

さて、俺たちは退散だな。まず先に宿屋に行って予約しとかないと。

「さ、俺たちは宿屋に向かうか。」

「そうね、でもユキオ君が心配だわ。」

その通りだな、あんなゴツイ人と争いにならなければいいがな。


ユキオが元アサシンだったことの方が驚いた。

「予約取れたら、一緒にどこかの店でご飯でも食べに行こうぜ。」

「もうお腹ペコペコよ。」

俺もさっきからずっと腹が鳴ってるよ。久しぶりに肉が食べたい。

しばらく歩いていると宿屋らしきものが見つかった。


予約も済んだし、ちょっと街中を歩いてみるか。

やっぱ都会は人が多いな。そういえば、昼飯がまだだったな。

「誰かー!向こうにいるモンスターを退治してきてくれー!」

「ん?モンスター退治?ちょっと怖いけど行ってみるか。」


「すみません、俺が向こうのモンスターを倒してきます。」

「それは、ありがたい!倒してきたくれ、頼んだよ。」

やっとこさ退治依頼が来たけどその前に飯を食べないとな。

軽食ととなるものを食べて、さっさと向かうか。


ショウタが取り出したのは握り飯というものだ。

二人で食べた。ただ、戦闘とかは初めてなのでやられるかもしれないがやれるところまではやる。

「ゴブリンなら問題ないが、他のモンスターは無理かな。」

いや、そのようなネガティブ発想はやめよう。よし、出発だ!


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