冒険のはじまり
いつもショウタはこの森で寝ていた。今日は珍しく目覚めた。すると向こうの方でなにやら物音がする?恐る恐る進んでみるとなんと男性がクマと戦っているではないか!?早く助けたいショウタだが、戦う能力はない、だがものづくりの技術はある。
「しばらく持ちこたえてくれ」
そう言ってショウタはせっせとクマを倒す道具を作った。
ショウタが作ったのは槍だ。クマの頭にめがけて槍を突き出した。なんと運のいいことにクマの頭に命中した。一応念の為と手当てをする道具を持ってきて置いてある。さっさと男性を手当てしないとやばい。男性は目覚めた
「う、あなたは?」
「名前は後で言うからとりあえず大人しくしててくれ」
そういいつけて大人しくさせた。
「助けたいただきありがとうございます。私はユキオと言います。」
「僕はショウタだ。よろしくお願いします」
相手も名乗ったから自分も名乗るのも当然だ。
「この助けていただいた恩は返させて頂きたいのですがあなたは冒険をしておられるのですか?」
いや、冒険してる訳では無いが冒険していると言っておこう。
「まぁ、一応は冒険してる。」
「そうでしたか、ならあなたの冒険の手伝いをしたいのですが。」
「いや別にそこまでしなくても……」
「そこをなんとか!!」
土下座までしてきた。そこまでされたら断れない。
「手伝ってくれるのも助かるしこれからよろしくな。」
こうしてショウタに新しい仲間ができた。