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第35話 ドラクエのパフパフはする派?しない派?

 

「め、目がぁ~・・・」

「どこのムスカ?」

「・・・チィ姉、交代」

「は~い」

 

 約3時間近くもやっていると目がチカチカして痛い

 俺とチィ姉は今日の朝からこの作業を開始して約5時間

 ただ、チィ姉は1時間で力尽きるため、ほとんど俺がやっていることになる

 

「んじゃ俺は寝るから」

「うん、おやすみ~」

 

 少しでも目を休めないと頭がおかしくなりそうだったから寝ることにしたのだが、次起こされた時間は俺が寝てから約1時間キッチリだった

 

「お目覚めのキッス~」

「うわっ!?」

 

 変な悪寒を感じて目を開けると触れるか触れないかのギリギリのところにチィ姉の顔があり、何とか顔だけ横に向かせてキスだけは阻止できた

 

「ちぇ・・・疲れたから交代」

「また1時間キッチリ・・・俺より読むの早いんだからさ」

「私は短期集中型なの、それより早くしないと夕方までに終わらないよ」

「はいはい・・・」

 

 言い合っても仕方がないので俺はパソコンに向かい、スクロールを下に下げていく

 それから約3時間経って、ようやく最後の。に辿り着いた

 

「はぁ・・・疲れた・・・」

「おつかれさま、楓」

「・・・とりあえず、チィ姉は?」

「ひと眠りするって言って上に上がって行ったわ」

「はぁ・・・俺もひと眠りしよ・・・」

 

 最後の最後まで1時間キッチリで交代させられ最後は3時間ぶっ通しさせられた

 俺は自分の部屋にフラフラしながら向かい、ベッドに潜り込む

 

「つか・・・れた・・・」

「きゃっ!?」

 

 ベッドに潜り込むと何故か頭の辺りがフニフニしている

 俺の枕は硬い方なのでこんなにフニフニしていない

 てか、変な声が聞こえた・・・

 

「もぉ~大胆だよぉ。ふーちゃん」

「んあ?・・・」

 

 顔をあげて重たい目を開けると下にチィ姉が顔を赤くしながら俺を見てる

 そして、さっき頭を置いてあった位置を見るとチィ姉の胸があった

 

「・・・・なんでこの部屋にいる」

「そんなことよりも・・・はい、したいんでしょ~」

「ちょっと!やめろ!!」

 

 チィ姉は俺の頭を持って自分の胸に押し付けてきた

 

「おぬしも好きよの~パフパフ~」

「や、やめろ!てか、チィ姉キャラ変わって違う!」

「いいの、いいの。せっかくふーちゃんが私を・・・あぅ・・・」

「調子に乗るなぁぁ。俺は眠いの!ハイ、出て!」

 

 チィ姉の頬っぺたをつまみ、俺の寝る陣地を取り戻そうとするがチィ姉も抵抗してくる

 

「いやぁ~」

「いいから・・・さっさと俺を寝かせてよ・・・」

「一緒に寝る!」

「そんなこと言わないでよ・・・ホント眠いんだから・・・」

「私もふーちゃんと寝るのぉ」

 

 俺はチィ姉をベッドから押しだそうとするとチィ姉は必死で抵抗してくる

 何分かチィ姉と戦っていると、どんどんめんどくさくなってきた

 

「も~いいや・・・俺は寝るから好きにして。おやすみ」

 

 押し出すのをやめてチィ姉に背中を向けるようにする

 チィ姉は後ろで何か言っているが無視をして目をつぶる

 

「ねぇもういいの?パフパフ。私の事なら気にしなくていいよ?ねぇふーちゃん、返事しないとチュ~しちゃうよ?ふーちゃ~ん、ふーちゃ~ん」

「うるさい!!!次うるさくしたら本気でこの部屋を出禁にする!」

「は~い・・・・・・ふーちゃん」

 

 ようやく黙ったと思うと次は俺を抱き枕のように抱きついてきて背中に頬ずりをしてきた

 俺は何か言おうと思ったが、どうせ言っても無駄なので無視をして眠ることにした


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