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超天才児な女の子と超ラブラブな親たち

こっそり更新です。

 

 私の名前は香苗かなえ

 この近くでは超進学校って言われてる学校に通っていて、普通の友達もいるし、普通の性格の子

 ただ、周りの人は皆、私の事を「天才」とか「美少女」とか「美人」とか「お金持ち」とかいろいろ言ってくれる

 そのことに関しては素直に嬉しいし、ちょっとだけ自分でも他の人とは違うのかなぁって思ってたりする

 もちろん、人の前では言わないけど。


 私はいつも通り、友達と別れて家に向かって歩く

 東京はいつも騒がしく、皆は歩いているのか走ってるのかよく分からないスピードで歩いていて、スーツを着たオジサンは携帯で話しながら相手もいないのにペコペコ頭を下げたり、変な髪色に染めた女子高生が男の人にナンパされたり、今この時間に色んなことが起きてる

 私はその風景を横目に歩いていると、大学生だろうか?髪は茶色で耳にピアスを付けて如何にもチャラチャラしてる感じの人が話かけてきた


「ねぇ、暇?」


 私はいつものことだと思いながら無視してそのまま歩く

 これでも私は結構ナンパに遭う。だけど、そんなのに興味は無く、私は無視して歩くと大抵の男の人は諦めてくれる。だけど、今日は違ったみたいだ

 私の肩に男の手が乗せられて、無理やり止められた


「ちょ、ちょっと待ってよ」

「暇じゃないです。でわ」

「ナンパじゃないんだって、俺。これ、これ見てよ」


 男は財布の中から名刺を差し出して、私の手に置いてくる

 私はため息を吐きながら、名刺を見ると芸能事務所の人だ

 それも結構有名な


「君、モデルになってみない?」

「はい?」

「君なら有名になれるよ」

「興味無いです。それでわ」


 私は名刺を男の人に返して、さっさと歩く

 芸能人になった所で忙しいのは目に見えてるし、私はまだ高校生でいたい

 それに私より綺麗な人なんてたくさん居る。特に身近に…あんなのがいたらモデルなんてなりたいとか思えない。

 私は家のドアを開けて、玄関に座って靴を抜いでいると奥から背中まで綺麗に伸びた髪を持ち、女の私からでも「可愛すぎるだろ!」ってツッコミたくなるぐらいの女の人が出てきた


「あ、おかえり~香苗ぇ」

「ただいま。何作ってるの?」

「えへへ~、今ね、ちょっとケーキを作成中なんだ。喜んでもらえるかな?」

「そ。私は喜んで食べるよ」

「香苗にもあげるけど、まずはふーちゃんにね」


 お母さんは嬉しそうにキッチンの方へ歩いていく

 アレが私のお母さん、千夏ちゃん。

 そして、私が芸能界に憧れない原因の1人。

 あの人が近くにいると世間では「可愛い」とか「綺麗」とか言われている人なんて普通に見えてくる

 それも、お母さんはもう40前なのに肌も髪もピチピチだ。この前なんて友達にお姉ちゃん?って聞かれたぐらいだし…娘の私でも時々本気で可愛いと思ってしまうときだってある


 私は靴を抜いで、リビングに向かうとお母さんが何か口ずさみながらケーキを作っている

 前にお父さんに聞いたことがあるけど、お母さんは昔、有名人だったらしい。

 まぁあれだけの顔なら納得できる気がする。

 私はソファに腰掛け、TVを付けるとドラマの再放送がされていた。

 私は特に見るものも無いので暇つぶしに見ていると、小雪がお母さん役で出てきた。

 この人は前、私の家に来た人だ。なんでか分からないけど、お父さんとお母さんと仲がものすごく良い。

 私は初めて生小雪を見た時、あまりの綺麗さにため息を吐いたぐらい綺麗だった


 お母さんとはまた違う綺麗さというか…なんというか…「あんた、良い感じに歳取りすぎでしょ!」って感じだ。お母さんは若くて可愛いって感じだけど、小雪はどちらかと言うと歳の割には若く見えるけど、可愛さでは無く綺麗という言葉が似合う

 ちなみに私の目標の女性でもある。


 私はドラマの再放送を見ながら小雪がここに来たことを思い出していると、キッチンの方で「できたー」と嬉しそうな声で私の方にお母さんが来た


「じゃ~ん、ふーちゃん喜んでくれるかな?」

「うん、喜ぶと思うよ」

「だよね~私が作ったんだもん。それじゃ香苗の分」


 お母さんは私にチョコケーキが載ったお皿を渡して、さっさとお父さんの仕事部屋に向かっていく

 私のお父さんは小説家だ。それも超売れっ子の。

 若い人から主婦層の人気は出せば売れるという感じの小説家で、友達もお父さんの小説を全部持っているって言っていた。ペンネームは紅葉だっけ…。お父さん側のお婆ちゃんも小説家だって聞いたことがあるから遺伝なのかな?

 私はお父さんの小説を読んだことが無い。お父さんがなんだか恥ずかしがって読まないでって言ってくるから

 ケーキを頬張り、TVを見ていると、上の方が騒がしい

 私はケーキを平らげてお皿を机の上に置いてから、上の階に上がるとお父さんの仕事部屋が騒がしい。こっそりドアを開けるとお父さんとお母さんが何か言い合っている感じで駆け寄って間に入る


「ちょ、ちょっと、何もめてるのさ」

「あ、香苗!ちょっと聞いてよ、ふーちゃんがね、今は甘いのいらないって言うんだよ!せっかく私が作ってあげたのに」

「いらないって言って無いって。ただ、そこに置いておいてって言ったの」

「今食べてって言ったのに~、この浮気者~」

「はぁ…後で食べるって言ってるのになんで浮気者なのさ…とりあえず、そのフォークをこっちに向けるのは止めて、チィ姉。怖い」


 お父さんはお母さんのことを「チィ姉」と呼ぶ。確か小さい時に一緒に住んでいて姉弟のような関係だったって言ってたっけ?お父さんが。

 お父さんはお母さんを馴れたように操り、近くの椅子に座らせて、宥める

 すると、お母さんはだらしなくニコ~っと笑い、お父さんに抱きついた

 この夫婦は私がいることを忘れてるんじゃないだろうか…


「ねぇ!私いるの分かってるよね!」

「わ、わかってるよ~。ねぇふーちゃん」

「うん。あ、香苗、口にケーキ付いてるよ」

「え?」


 お父さんはスッと私の口元に付いていたチョコをティッシュで拭きとる

 そして、ニコッと笑うとパソコンに向かう

 お父さんもお母さんと同じ人種なんだろうか?あまり歳を取らないというか…お母さんが近くにいるからそう感じるのかもしれないけど、前にお父さんが大学生の時のアルバムを見た時と顔が変わっていない

 だからなのか分からないけど、お父さん相手にドキっとしちゃうときがある

 それにお父さんのせいで、同じクラスメイトがカッコいいと思えないし…


「香苗、ふーちゃんは私のだよ。取っちゃダメ」

「は、はい!?」

「チィ姉、何言ってんの?」

「ん?ふーちゃんには関係ないよ~」


 鋭い…

 私は驚きながらも少しお母さん相手に勝負をしたくなって、お父さんにくっ付く


「お父~さ~ん、暇~」

「もうちょい待って、もう少しで終わるから。終わったら夕飯の買い物行こう」

「うん!」

「あ、あ、あ、あ…ああぁぁああぁああああああぁあああああぁあああああああああああぁぁぁぁああ!!!!」

「っぅ…チィ姉うるさい!」


 お母さんは口に手を当てながら叫ぶ。そりゃもううるさいぐらい。

 そして、お父さんの腕をグィっと引っ張った


「ふ、ふ、ふーちゃん!さっき私と買い物行くって言った時、嫌だって言ったじゃん」

「何、自分の娘相手に嫉妬してんのさ…」

「うぅぅぅ!!!香苗!ふーちゃんは私の夫だよ!」

「私のお父さんでもあるんだよ?お母さん」

「うぅぅ!ふぅーちゃんのバカぁぁ!!」


 お母さんは目に涙を溜めて、部屋から出ていく

 私とお父さんはその後ろ姿を見て、お父さんは深いため息を吐く

 そして、お互いの目が遭うと笑いあった


「香苗、ダメだよ…お母さん泣かせたら」

「あはは。可愛いね、お母さん」

「はぁ…何年経ってもあの人は外も内も変わらないなぁ」

「そうなの?」

「昔からあんな感じ」

「ずっとお父さんのこと好きだったの?」

「らしいよ。俺が中学上がった時からずっと」

「へぇ。もっと聞きたいかも」

「ん?別にいいけど、面白くないよ?」

「いいの、昔のお父さんたちってどんなんだったの?」


 今思えば、お父さんから聞くのは初めてかもしれない。

 いつもお母さんから「昔のふーちゃんもカッコよかった」とか「ふーちゃん以外考えられない」とかしか聞いたことが無かったから、お父さん側からのお母さんに興味があった


「ん~、昔のチィ姉も今のチィ姉も今通りだよ。何かあればくっ付いてくるし、無駄にキスしてこようとするし、あとは~ものすごく頑張り屋さんだったかな」

「お父さんたちって中学から付き合ってたの?」

「付き合ったのは大学3年になる前だよ。中学から付き合うまではチィ姉の一方通行状態だね。途中から俺も好きになってたけど」

「へぇ~…どうしてお父さんはお母さんのこと好きになったの?」

「え?ん~…」


 お父さんは恥ずかしそうに頭を掻きながら考えて答えてくれた


「たぶん、どうして?とかなんで?とか意味は無いと思うよ。ただチィ姉がいつも、どんな時も横にいたからかな。そしたら何時の間にかチィ姉がいない生活が考えられなくなってたって感じだね」

「なんか凄いね。運命的だね」

「あはは、そうだな」

「私もそんな人に会えるかな?」

「遭えるよ、きっと」

「あ、そういえばこの前小雪が家に来てたけど、なんでなの?なんでお父さん達とあんな仲よさそうに」

「あ~、なんて言えば良いんだろ?昔からの友達なんだよ。俺たちが小さい時から」

「小さい時?」

「そうだなぁ5歳ぐらいかな?途中で美羽は…って小雪は引っ越したんだけどね」

「へぇ、それで芸能人になった小雪と再会かぁ…それも運命的だね」

「まぁそうかもね。そういえば香苗はお母さんが有名人だったことは知ってたっけ?」

「あ、うん。それは聞いたことある」

「そっか。もう10年以上前だけど、たぶん香苗の友達のお母さん達に言ったらビックリするよ。その世代にはものすごく人気だったし、TVで見ない日なんてなかったからね」

「そなの?」

「チィ姉は色んな人に愛される素質みたいなのがあったからね。小雪もその面では優れてるけど。だから、香苗も受け継いでるのかもね。チィ姉の素質が」

「お母さんの?」

「ああ。勉強もできるし、料理もできるし、家事も完璧。あとチィ姉の高校生の時と顔もそっくりだし。まぁ性格はそっくりとまでいかなくてよかったけど」


 お父さんは笑いながら、お母さんが作ったケーキを食べて、仕事を進める

 私はお母さんが有名人なのが知っていたけど、そんなに人気があったなんて知らなかった

 私は恐ろしい親の元に生まれたことに驚きながらも、学校の先生が三者面談が楽しみって言っていたのを思い出した。


「よし、終わり。それじゃ買い物行こうか、香苗」

「うん、着替えてくるよ」


 私は慌てて、自分の部屋に戻って着替えを済ませる

 そして、お父さんの部屋に行くとお母さんがものすごく嬉しそうにニコニコしながら出てきた


「ふーちゃん!香苗!私の準備が終わるまで待っててね!」

「…何かあったの?」

「まぁ馴れてるからね。チィ姉は単純だから」


 私がいない間に何があったのか分からないけど、とりあえずお母さんはお父さんの手の平で転がされているんだろう…

 私とお父さんは玄関でお母さんを待っていると、お母さんが準備を終えてくる


「おまたせ~、行こ~」


 外に出ると日はもう傾いていて、空を赤く染める

 影が長く伸びていて、私の左がお父さんの影、右がお母さんの影、真ん中が私の影

 一番長いのはお父さんでお母さん、私という順だ

 私は両方の顔を見ると何か嬉しそうに2人とも私の方を見ていて、少し照れる


「私が香苗と同じぐらいの時はもうふーちゃん一筋だったね~」

「迷惑だったよ」

「でも、ふーちゃんもまんざらでも無かったくせにぃ」

「はいはい。適当に言ってて」

「お母さんはなんでお父さんが好きになったの?」

「え?ん~…そうだなぁ……香苗はふーちゃんのことどう思う?」

「私?カッコいいと思うよ、友達もカッコいいって言ってるし」

「そうじゃなくて、高校生の女の子って普通お父さんと手繋ぎたくない!って思うじゃない?でも、香苗は普通にふーちゃんと手を繋げるし、私とも繋げる」

「うん」

「そういうことだよ」


 お母さんはそれだけ言って笑った

 よく意味が分からない…私は頭をフル回転するけど、まったく分からないのでお父さんに説明を求める


「いや、俺にもよくわからない。ただ、俺もチィ姉も隣にいるのが普通だと思ってたんだよ。香苗も今の状況は普通だと思うだろ?」

「うん、ちょっとは恥ずかしいけど」

「それと同じだよ。さっきも話したけど、中学・高校とチィ姉が隣にいるのは普通だと思ってた。もちろん俺は他の人に見られるのは恥ずかしかったよ。まぁチィ姉は全くなかったみたいだけど。でも、大学生になったら、チィ姉は芸能界に行って、俺の隣にいるのが普通じゃ無くなった。すると、今まで普通だったことが普通じゃないって気が付くんだよ。今までが特別だったんだなぁって。そしたら、今まで隣にいたチィ姉が特別の人になる」

「ん?んん~…」


 やっぱり分からない…

 お父さんとお母さんは顔を見合わせて笑う

 なんだか私だけ分からないのは悔しい


「大丈夫、香苗にも分かるよ。私がふーちゃんに出会ったように、香苗にもいつかは理由関係なく、この人しかいない!って人に遭えるから」

「遭えるかな?」

「遭えるよ。私がふーちゃんに出会ったようにね」

「うん、香苗にも絶対遭えるよ」


 私の理想の夫婦はこの二人。

 だから、私もこんな風に好きになれる人が本当に現れるのか心配になってくる


 私たちは近くのスーパーに着くと今日の晩御飯の材料を籠の中に入れていく


「ふーちゃん、これ入れて良い?」

「だめ、太るよ」

「大丈夫、太らない体質だから」

「この前、1キロ太ったとか言って無理やりダイエット付き合わされたから嫌」

「大丈夫だって言ってるのに~」


 お母さんは子供みたいに悲しそうな顔をしておやつのコーナーに戻す

 私はその隙にコッソリ籠の中にジュースを入れて、お母さんたちを見ていると前の方に友達が見えた


「あ、香苗ちゃん」


 友達も私に気が付いて手を振りながらこっちに向かってくる

 そして、私の親に気が付くと頭を下げた


「香苗ちゃん、お買い物?」

「うん」

「そっかぁ…えっと…お姉さんとお父さん?」

「え?あ、ううん。お母さんとお父さん」

「ええ!?若ーい」

「ふーちゃん、褒められた」

「はいはい、よかったね。香苗、俺たち適当に買い物してるから話して来て良いよ。そっちの用事が終わったら店の前で待ってて」

「うん。ありがとう」


 お父さんとお母さんはそう言って奥の方に行く

 すると、友達がキャッキャッと親のことについて話してきた


「香苗ちゃんの親初めて見たけど、すごい可愛いしカッコいいね~」

「あはは」

「お母さんなんて可愛すぎるよ。私もあんなお母さんが良かったなぁ」

「でも、うるさいよ?」

「いいよいいよ。あんな可愛いなら。でも納得した、香苗ちゃんが可愛いのは遺伝なんだって。

 でも、あれだけ可愛いと若い時すごくモテたんだろうなぁ、お母さんもお父さんも」

「小さい時からずっと一緒だったって言ってたよ。お母さんはお父さんに惚れまくってたって言ってた」

「へぇ~なんかロマンチックだね~」

「ホントだね」

「でも、いいなぁ…あんな可愛いお母さんに、カッコいいお父さんって。ちょっと香苗ちゃんのお父さん見た時ドキっってしたもん」

「えぇ~」

「ホントホント。なんか笑顔が素敵。あんな笑顔で微笑みかけられたらもう駄目だよ、うん」


 友達はウキウキしたような顔でお父さんのことを話していると、携帯電話が鳴る


「あ、ごめん。彼氏と待ち合わせしてたんだ。それじゃ私行くね」

「うん、バイバイ」

「香苗ちゃん、ばいば~い」


 私は友達と別れて、出口の方に向かうとお母さんたちが笑顔で待っててくれた

 お母さんとお父さんの所へ走って向かい、一緒に家に向かう

 帰る途中もお母さんはお父さんに甘えるようにしていたけど、お父さんはそれを簡単に阻止してはお母さんが無理やりお父さんに抱きついたりして、お互い笑いあっている。その姿が本当に幸せそうだ


 この2人はやっぱりお似合いの夫婦だ

 我が儘で自分中心な行動するけどなんでもできちゃう、お父さんを一番に想うことができるお母さん

 そんなお母さんを全部受け入れて、包み込むような優しさでお母さんを想うお父さん

 私はこんな2人の間に生まれて本当によかったと思うし、私もお母さんみたいに1人の男性を想い続けて、お父さんみたいな人に出会いたい

 そして、もし、私がお父さんみたいな人と出会って、子供ができたら言ってあげたい


 あなたのお爺ちゃんお婆ちゃんは世界で一番の夫婦なんだよ。って



どうも、お久しぶりな方はお久しぶりです。

こっそり更新させてもらいました。


楓と千夏の2人のお話は書けなかったけど、その子供「香苗」という目線で2人を書いてみました。

これで本当にこの「才色兼備な姉と普通な俺」は完結です。

もう満足です!


それでは、これからも「才色兼備な姉と普通な俺」をよろしくお願いしますね。

そして、今更新している小説の方もよろしくお願いします。


でわ、短いですが、今までありがとうございました。


2010年9月9日、作者より。

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