自分とは……
俺は期待しまくっていた。
なぜなら、二人きりで居て。なおかつ、俺はベットの上なのでわくわくしていた。
しかし、明日香は淡々と説明を始めた。
「まずここは、バグと戦う戦士を育成する場所で戦士のベースキャンプともなる場所。ひとよんで、世界の監視塔よ。」
と、どや顔で言った。
「で、俺はどうすればいいのか?」
それはとても簡単な答えでかえってきた。
「貴方にはバグとひたすら戦ってもらうのよ。着いてきて。」
そして俺はベッドからでて明日香の後ろを着いて行った。
そしてだどり着いたのは、たくさんの武器があるところだった。
「何がいい?ここにある武器はどれを使っても良いわよ。貴方にはこの片手剣なんてどう?使いなれているようだし。」
違う、あれは俺であっても俺ではない。俺にはどうやら二重人格らしい。気づいたのは、今から一年前だった。ある日気づいたら知らない場所にいた。俺はGPS を使って家にたどりついた。俺は何故あんなところに居たのかが気になって精神化にいってはっきり断言された。二重人格であることを入れ替わるタイミングがわからないから余計に困っているのだ。
しかし、明日香はその事にきっときずいていないだろ。そしてきずいたときにきっとがっかりするのだろう。
俺は弱い自分を悔やんだ。