第九話 「【ウルエリ】親父の弁当箱は今日もチン【歌ってみた】」(嘘)
上げる時間がなかったので遅れました。
本日もう一つ上げます、もう少々お待ちを。
第9話 「【ウルエリ】親父の弁当箱は今日もチン【歌ってみた】」(嘘)
―――今日がデビュー三ヶ月記念ということで、ついに! 初☆祝☆CD発売決定しました!! いやぁ・・・、三ヶ月担当やってきましたが・・・、感慨深いです。何度殴り飛ばそうかと思ったことか・・・、でも頑張った甲斐がありましたっ、おめでとうございます。これでアイドルとして新たな一歩を踏み出しましたね。
「この人初っぱなからキャラ崩壊起こしとんで・・・」
「あれだな・・・、結婚を報告しに行ったら本人達よりも喜んでる家族みたいな感じだな。まぁてめぇなんかに殴られたら10倍で殴り返すがな」
「ホンマに・・・、これでやっぱりただのインタビュアーやないってバレてもうたね・・・、確実に内通犯や、今までのインタビュー自体が全部自演やで」
―――二人とも、そんな細かいことは置いておいて、今の心境をお聞かせください。
「細かくはねぇだろっ」
「そんなツッコミ入れとったら、血圧上がってまうで。この人は頭弱いんやからいちいち気にしとったらあかん」
「何気にあたしより酷いこというなエリ・・・、ちなみにあたしは低血だぞ、だから毎日朝は筋トレから始まるんだ。そうしないと良い朝は迎えられねぇ」
「うちら全然質問に答えてないね・・・」
「今更だな・・・」
「気を取り直して、私たちのデビューシングルとなる『茨の花園』が発売になります。某企画のタイアップということで、作詞や作曲は向こうにしていただきました。ジャケットもうちらのとタイアップの半々になってますので、表裏よーくて買っていただきたいと思います」
「エリって標準語話せるんだな・・・」
「舐め取ったらあかん・・・、アイドルともなれば営業ボイスも必要になるんや」
―――どのような曲になっていますか?
「どのようなって・・・、なんか恥ずかしい歌詞になっとるよな」
「狂人としか思えねぇ歌詞だな、近頃の百合とかいうのがどれほどトチ狂ったものかよくわかるような内容だな」
「好きは好きでも、限度は弁えなあかん。そんなことがわかる内容やね」
―――一1番の注目はこのジャケットですよね、かなりきわどいです。
「ウルルンの裸、楽しませていただきました」
「こいつ、撮影中ジロジロ見てきて集中出来なかったんだが・・・」
「でも、ウルルンもよくあんな指定受け入れたなぁ思うで、うちやったら恥ずかしくて出来へん・・・、出しても貧相すぎてみんな引いてまうわ」
「そういってうまく逃げようとするな。今回は役どころ的にあたしが被害者だったが、今度はそうとは限らんぞ」
――――でもシルクの毛布でくるまれてわかりませんでしたが中は裸なんですね。プロですね。
「嘘だぞ、下着も着てるしちゃんと隠してたからな」
「ええやん・・・、本当の事言うても・・・、減るもんやないんやから・・・」
「ジロジロ見てたのはエリだけだろ・・・、自重しろ」
「真相は闇の中やね、うちだけが楽しませていただきました」
「まぁ期待するな、見るようなもんじゃねぇ」
「まだ発売は先ですがごうご期待!」
――――というわけで、まだいろいろと聞きたいところはありますが、今回はこの辺りでインタビューは終了とさせていただきます、ありがとうございました。