第二十話 「すべての責任はエリにあり」
神回です。掛かった時間に対して内容がアレですか気軽に見ていただけると幸いです。
第20話 「すべての責任はエリにあり」
―――さて、本日いよいよ1stアルバム“ガールズ ライフ シンドローム”が発売されました。おめでとうございます。
「一人三枚は買えよ! 着うただけダウンロードとかやめろよ! You tube見て終わりとかもっとやめろよ!!」
「ウルルンと二人頑張ってきたので、お買い求めいただけると幸いやね」
―――それでは本日は楽曲の紹介などをしながら、思い入れを語っていただければと思います。
「マジか・・・、あれ公開するのか・・・」
「うちは後悔してへんで、もう直視できへんけど」
「逃げるな犯人!」
―――それでは、恐ろしい予感がしますが全11曲を順番に見ていきましょう。
1,綿棒ラバー vo.ウルルン&エリ
2,アライグマ一夜干し☆ vo.ウルルン&エリ
「きやがったよ・・・、どういうことだよ!! 曲名おかしいだろ!!」
「癒し系アルバム(笑)やね☆ 綿棒ラバーは“めんぼう!”“めんぼう!”って掛け声あるんやで、盛り上がること間違いなしやで」
「アライグマ一夜干しにするとか明らかグロだろ!!」
「可愛さの余り毛布にしたかったんやね、単純な愛情の裏返しやん」
「悪趣味すぎるだろ・・・、キチガイすぎて付いていけねぇよ・・・」
3,秒速エロメートル vo.ウルルン
4,騙されて歌舞伎町 vo.ウルルン
5,ざけんなぁdays vo.ウルルン
「なんであたしのパート下ネタ責めなんだよ!!」
「ウルルンのイメージを集束させた結果こうなりました」
「勝手なイメージだろ!! 改変すんじゃねぇぇぇ!!!」
「でもロックなナンバーも多くて発売前から公表やで、ウルルンも気持ちよさそうに“ざけんなぁー!!!”って叫んでたやん」
「いいのかよ・・・、癒し系アルバムじゃなかったのかよっ」
「最初からそんなん無理があったんや、うちらはうちらに出来ることをするしかないんや」
「明らかに身を犠牲にしてるあたしの身にもなれ!」
6,白川郷は今日も雨だった vo.エリ
7,受付嬢と一緒! vo.エリ
8,256分の1の障壁 vo.エリ
「訳のわかんねぇの揃えてきたな」
「説明するんも面倒なラインナップやね、ちなみに6曲目では演歌やで」
「予感はしてたが・・・、そういえばそうだったな、その次が受付嬢と一緒!って・・・、どういうことだよ」
「やっぱりアイドルっぽい曲も必要なんかなと思って入れてみました。OL好きのために本気出してみたで」
「そう聞くとちょっとエロいな」
「エロは国を救うで」
「エロで救われる国なんかに住みたかねぇよ! てか最後の明らかパチンコだろ!!」
「メタルスライムの仲間になる確率でもあるんやで、人生ギャンブル、老若男女脳味噌犯されとるからんぁ、ちょっと目を覚ましてもらわんと」
「そんな真剣にギャンブルやってる奴少ねぇよ、主婦とか明らか趣味だろっ」
「時には生活もかかっとるんや、遊びとはいえ真剣にやらなあかんで」
9,イブラヒモビッチの生涯 vo.ウルルン&エリ
10,ナイジェリアデートプラン vo.ウルルン&エリ
11,サイハテの異分子 vo.ウルルン&エリ
「もはやカオスとか言えねぇじゃねぇか」
「ヒット間違いなしやね」
「むしろ考えたのがすげぇよ」
「ありがとうございます。」
「ここにきてカタカナ多すぎだろ、外国わかんねぇよ!」
「イブラヒモビッチはスウェーデン代表やで、凄い選手やで! ナイジェリアはたぶんいい国やで、是非ウルルンはデートに行ってくるとええで」
「誰もいかねぇよ!! 全然選択基準わかんねぇよ!!」
「まぁまぁいろいろ批判も意見もあると思うけどやな、最後はバラードで締めようと曲選をしたわけや」
「完全黒幕エリじゃねぇか・・・、本当にまとまってんのか不安でならねぇよ・・・」
「感動のラストを演出してみたっちゅうことで、是非聞いてみてください」
「ハードル上げすぎだろ・・・、確かにレコーディング一番時間掛かったけどな」
「アルバムは最初と最後が大事なんやで、通しで聞いてもらうこと前提やからな」
「最初は綿棒ラバーだけどな」
「綿棒ラバーはノリの良いデュエット曲やで、プロデューサーも絶賛しとったで」
「プロデューサー頭おかしいだろっ!」
―――というわけで、曲紹介をしてもらいました。いかがでしょうか、私には訳が分かりません。そしてもう一つ報告があるんでしたね。
「そうやね」
「まぁ言ってやれっ、もう決まったことだ」
―――アルバムの発売を記念してライブが決定しました!! しかも明日です!!
「正直もう随分前から予告されててチケットも売られてるんや」
「何一つ重大発表でもないな」
―――それではそろそろお時間です。お二人とも頑張ってください! 素敵なライブ期待してます。
「曲目の時点で炎上しそうでこえぇよ」
「せっかく来てくれるんやから、そんな荒っぽいこと起きへんよ、一緒に楽しんでいこう」
「緊張するが、明日だしな」
「そういううちが一番緊張しとります、もう漏れそうです・・・」
「今もだが本番で漏らすのだけはやめろよっ!!」
「流すのは努力の汗だけがええな・・・、それではお手洗い行ってきます」
「あたしも行くぞ、そんじゃ明日ライブで会おうぜ!!」
―――ありがとうございました・・・、いやぁ行ってしまいましたね。大変な二人ですが今後ともよろしくお願いします。