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第八十九話

 「・・・え?!どこ。ここ?」

 

 目を覚ますと、見知らぬ部屋の椅子に座っていた。

 慌てて椅子から立ち上がろうとするも、手と椅子を後ろで縛られていて立ち上がる事が出来ない。

 どうしてこうなったのか。確か、緩奈とデートをしている途中で急に意識が・・・。

 

 「ふふーん♪」


 鼻歌と「ジャー」っとシャワーが流れる音が聞こえる。

 とりあえず、自分が今、まずい状況になりかけているのが分かった。

 どうにかして、椅子から立ち上がらないと。

   *    *    *    *

 「ふふーん♪」

 

 鼻歌を歌いながら、シャワーを浴びていた。

 流石に意識のない人をここまで運び込むのは骨が折れる。だけど、その甲斐あって今から卓也さんとの既成事実を作る事が出来ると思うと最高の気分である。

 

 「・・・卓也さん。大丈夫ですか?」


 シャワーを終えて部屋に戻ると、額を床に擦り付けて卓也さんが椅子と一緒に倒れていた。

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