表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

朝日太陽

朝日太陽(7歳)

いつからか……

物心ついた頃からお母さんや姉には見えなく、自分や自分の同年代の子の頭上にだけ浮いてるタマゴが日常生活に当たり前の様になっていたのか……。


僕は車に揺られ引越し先へと向かう車の後部座席にたそがれつつ、しおれた雑草の様な体制で寄りかかって外の景色を眺める……。


最初は家族は気味悪がっていたけど僕はこのタマゴに飼っているペットの様な愛着がわいていた。

触れないがどことなく温もりがあり、小学1年生になって引越ししてきた僕からしたら唯一の友達の様な感じもしていた。

転校先の学校は田舎の様だし、友達作れるかな……都会っ子とか言われて虐められるのは嫌だな……。

元々内気がちな性格の為、ネガティブな事しか思い浮かばない……。


別に田舎に転校してきたからってでしゃばるつもりもないし、明るく話すのも苦手だし……あーー、不安だ。


そんな不安を気にもせず頭上の青いタマゴは楽しそうにクルクル回っている。

時々動いてるみたいだけど……このタマゴはなにかうまれてくるのかな?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ