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女神様に惚れたので異世界で頑張ります  作者: 木川 陸
成長編
4/555

家族

 あれから8か月位が立たち俺が1歳になる前に鑑定のレベルが上がった。


_______________

名前 レサレイン

種族 中位吸血鬼  LV1

ステータス

HP    57/57

MP    42/103

SP(瞬発)68/68

SP(持久)42/56

攻撃値   52

防御値   35

魔力値   76

魔耐値   47

速度値   52

_______________


『攻撃力キターーー!』


 おっしゃー。

 これでかなり強さが分かってきたぞ。

 それにしてもMP100超えたってすごいよね、1歳が100超えるってすごいよね。

 毎日ギリギリまで鑑定使ったかいがあったよ。

 それに魔力値も76これ絶対鑑定使ってたからだよね。

 鑑定使い続けて良かった。

 このまま続けていけば10年でMP1000超えるんじゃね。


『ふー、興奮しすぎた』


 それにしても転生してからもうすぐ1年か、まだこの屋敷からでたことないけど。

 1年たってこの世界の言葉も少し覚えてきたし、俺がこの家の立場も分かってきた。

 俺は次男で兄1人姉1人いる。

 兄と姉は俺のことをよく見にきて俺のほっぺたなどを触ったりしてくる。

 2人とも父親と母親に似ていて美形だ。

 2人とも銀髪赤眼だけど俺は黒髪赤眼だ。

 ちなみに父親は黒髪赤眼でカッコいい感じの見た目で母親は銀髪蒼眼で優しそうな顔をしている。

 そう思っていると、


 バンッ


 っとドアを殴ったような荒々しい音がした。

 こんな開け方するのはこの家の中でこの2人だけだ。


「ガレン様、レイチェル様そんな開け方したらレサレイン様が泣いてしまいます」


「大丈夫だってここ最近泣いてないし」


「そうよ、私の弟がこの程度で泣くはずないわ」


「・・・」


 メイドさんが大変そうだ。

 はじめてこの2人にあったときもこんな開け方で入ってきたときすごい音で泣いてしまったのだ。

 赤ちゃんになっていると泣きやすくて大変だ。

 自分が泣きたくないと思っていても泣いてしまうので、恥ずかしい。

 それからは2人はドアお開けるとき気をつけていたが、最近では元の開けかたに戻ってしまった。


「驚かないな」


「驚いてないわね」


 そうそう最近では2人が来るのが分かってきた。

 分かってきたというより感じられるようになった。

 多分、気配を感じ取るスキルが手に入ったからだと思う。

 

「寝てるのかな」


「寝てるのかしらね」


「そーにゃわーあっか(そんなわけあるか)!」


 あんな大きな音を出されて寝ている奴なんているわけないだろ!


「おーしゃべった。何て言ったんだろう」


「私のことを呼ぼうとしたんじゃない私のほう向いているし」


「そうなのか、それじゃあレサレイン。俺の名前を言ってみろ」


 そんなわけないだろ、1歳児に期待しすぎだろ。

 まあ一応できるけど。


「がれーん」


「おおっ、俺の名前を言った」


「ずるいわよ兄様、レサレイン私の名前を呼びなさい」


「れいてーる」


「いったわ、可愛いわね」


 そりゃ精神年齢20だからね、いえなかったら逆に恥ずかしい。

 それから2人は俺に色々な名前を言わせてたが、1時間ぐらいたちメイドさんに止められて帰っていった。


『ふー、やっと帰った』


 2人が来ているときは楽しいけどめっちゃ疲れるんだよな。

 最近では絵本などを読んでいる。

 言葉は結構分かってきたが、文字のほうはまだ全然だ。

 でも最近では俺が絵本が好きだとメイドさんに伝わったらしく読み聞かせをしてくれるので、1年か2年位で文字を覚えるのが最近の目標になっている。


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