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第93話 想い重ねて

コサックが覚醒した次の日、朝食を取ろうと部屋を出ようとしたところに、エレンが入ってきた。

エレンが扉を背にして閉める。


「コサック、おはようにゃん。元気にしてたかにゃん?」


「おはようエレン。そんな口調だったっけ?」


「口調は、練習したんだが、お気に召さなかったかね?まあいい、ちょっと話をさせておくれ。」


エレンがベッドに腰を掛けると尻尾で隣に座れと合図をしてきた。

コサックは仕方なく隣に腰を落とす。


「シビルとマギローブとあたしと、3名で話し合ったんだがね。コサックが目覚めたら、日替わりをしようってなったのさ。」


「日替わり?」


「ほらコサックもいい年だろ?15歳といえば、フーマンでは一人前の男として、妻を娶れる年齢になるんだ。」


「ちょ、ま、何の話を」


「いいから最後までお聞き。そこでね、あたしらはコサックの取り合いをしないよう、皆でコサックを分けることにしたんだ。ここ、発散させるためにね。不浄の地の浄化が進んだおかげで、種族が増え始めているのさ。あたしらも、子種が欲しくてね。ほら、独り占めは良くないだろ?だから分けることにしたのさ。今日から始めようとおもってねぇ。今日はあたしの番だから、こうして朝きてみたんだけど。どうだい?窮屈じゃないかい?」


エレンが服を脱ぎ捨て、黒い髪の頭にちょこんと猫耳がこちらを向いて乗っている。

体毛は髪と尻尾以外に生えておらず、フェリスの時の面影はなくなっている。

年齢が全くわからないが張りのある体が目を見張る。


「ああ、いや、窮屈なんかじゃ、いや嬉しいけど、好意はうれしいけど、行為じゃないよ。何言ってんだ。その病み上がりだから今日は。」


ズボンを引っ張りまじまじと確認するエレン。


「その割には元気だねぇ。・・・少し大きいかい?」


ズボンを下におろして露になったそり発つそれをエレンがやさしく両手で包む。

手だけでは満足できないのか、舌を先端に這わせて、味を確かめるように嘗め回した。

コサックはぞりぞりする下に少しの痛みを感じながらも、大きさは変わらず収まることはなかった。

エレンが大きく口を開いて咥えこむ。

暖かな吐息とぬめり付く口の中にコサックは思わず息を漏らしてしまう。


「こんなことしなくても、コサックの方は大丈夫そうだねぇ。」


エレンはそういうと、細い体をベッドに押し倒して上に乗り、コサックのものをあてがう。


「十分に濡れているから、ちゃんと入るよ。いくよ、コサック。ああ、この時をどれだけ待ちわびたか。」


確かに十分濡れているそこは固くなったものをぬらりと包み込み、コサックの形に無理やり広げられ少しの痛みと大きな快楽がエレンを包む。


「はぁー全部、入ったぁぁぁ。」


エレンはコサックの胸に顔をうずめ、手がコサックの小さく隆起したものを弄んでいる。

慣れてきたところでエレンはコサックに顔を近づけ、舌と舌を絡ませあう。

コサックも答えるように舌を絡ませて、エレンの大きな胸に触れ、両手で弄んだ。

強くつまむたび、エレンは身を捩らせる。

試しに尻尾も触ってみたが、先端はそれほどでもなく、付け根の方に行くに従い、エレンは声を出してよがる。


「シビルが言っていたんだけどね。獣人とフーマンで子を成せるんだってさ。あんたの母親のソフィアも、マクシムと頑張って群れを作るほどにいっぱい生んだんだよ。あたしとマギローブ、シビルもそれを見ていて子供が欲しくなったけど、相手がいないさね。それに、10年前から、あたしはあんたとって決めていた。だから今、あたしは幸せだよ。これで子ができれば、もっと幸せさ。」


エレンが腰を上下させる。

コサックの気持ちの良いところに擦れ、エレンもコサックも、腰を振るたびに小さな吐息をつく。

ついに快楽に落ちたコサックはエレンの尻に手を当てて、ずんずん下から突き上げる。

エレンもコサックの手の上から指を這わせて腰を深く落とし込む。


「ああ、だめ、イク。あああああああ。」


コサックもエレンも限界を迎え、エレンはコサックの体の上に倒れこむ。

コサックがエレンを抱きしめる。


「もう倒れたりしない。」


エレンもコサックに答えるように抱きしめ返した。

その後も朝食後、掃除後、昼ずっと、就寝前と、ことあるごとにエレンはコサックにねだり、コサックはエレンの中に流し込んだ。

コサックは昼、ヘルトの稽古に参加しようとしたが、病み上がりを理由に断られてしまう。

優しい気だるさに横たわりながらエレンの頭を撫でる。


「こっちもできるからねぇ。」


裸のまま変身して辺境伯の令嬢の姿になったエレンがコサックにキスをする。

長い夜が始まった。


「こんなに出されたら、孕むのも時間の問題さね。フーマンに近いから、1匹産むのが限界かも。楽しみだねぇ。」


長い夜の後の早朝、嬉々としてエレンが部屋を出て行った。

エレンと入れ替わりにコサックの部屋に訪れたのはマギローブだった。


「コサック、見てくれ。体が変わった。変身とは違うぞ。」


マギローブは服を脱ぎ捨て、羽根や腕など、クルクル回りながらコサックに体の変化をこれでもかと見せつける。

羽根は肩甲骨の下あたりから生えているようで、昔の梟の面影は羽根以外になくなっている。

長く艶のある、ストリーギ時代の色をそのままに羽の生えているあたりまで伸びた長い髪をしていた。

羽根以外、フーマンと遜色ない背格好をしている。

エレンほど胸は大きくないが、それでも艶やかさは引けを取らない。


「エレンからいくらか聞いているだろう。コサックと絡みにきた。ずっと鳥の姿だった。エレンやシビルのような、コサックを抱きしめられる体がずっと欲しかった。念願叶ってもいつ目覚めるかわからない。この日を、この日をどれだけ夢見たことか。赤ん坊の頃から知っている、ずっと見てきた体だが、今は恥ずかしさと、すぐにでも触れたいという欲求を感じる。コサック触らせてくれ。そして触れてくれ。」


ゆっくりと、手を伸ばしてコサックの胸に触れる。

顔、腕、背中、足、ゆっくりと堪能するように撫でまわし、最後に下腹部に触れる。

片手で包み込むようにして、撫で回し、両手を添えて、包み込むように触る。

指を外径に沿うようにして曲げ、前後上下と動かす。

マギローブは恐る恐る顔を近づけ、匂いを嗅ぎ、一口で咥え込んだ。

舌を絡ませて舐め回しながら、口の中で音を立てて顔を苦しそうに前後させる。

よほど奥に入れたのか、口を一度離して咳き込んだ。

コサックも、ただ見ているだけでなく、胸を揉みしだき、先端を摘んでマギローブの反応を見て気持ちの良さそうな場所を探った。

羽の付け目に触れた時、くすぐったいのかマギローブが両腕を胸の下に組んで堪えるような仕草をした。

もう一度付け根に触る。

マギローブはコサックに抱きつき、無理やり唇を重ねた。


「あ、あまり羽は。」


コサックがマギローブの口をキスで塞ぎ、下に手を伸ばす。

全身に衝撃が駆け抜けたのか、身を反らせてビクビクと、コサックにされるがまま堪えていた。

十分に濡れていることを確認し、マギローブを上に跨がせてあてがった。


「マギローブが仰向けに寝ると、羽が痛そうだから。」


マギローブの中を掘り進める。

エレンよりも窮屈で、異物を排除するように弾力のある肉が覆う。

痛みに耐えるようにマギローブは苦痛の表情を浮かべながらも腰を落としていく。


「ん、んあああ、全部、入った?」


全部入ってコサックの腰に座ったことがわかり、脱力してコサックに覆い被さった。

程なくしてマギローブが腰を少し浮かせてはまた腰に座る、少しずつではあるが大きく、腰が振れるようになっていく。

腰を落とすたびに、甘い吐息がマギローブの口から漏れる。

緩やかで甘い時間も、絶頂とともに終わりを告げる。


「はあ、はあ、はあ、もう、だめだ、快楽が、体の力が抜ける。コサック、気持ちいい?」


コサックはマギローブの言葉に応えるように腰を振る強さと速度を上げる。


「ああ、はあ、あ、だめ、コサック!コサックうううぅ!」


マギローブがコサックに抱きつき、足をも体に絡ませて、絶頂を迎えた。

コサックも、昨日散々エレンに出したにも関わらず、大量の液をマギローブに注ぎ込んだ。

マギローブもエレンと同じように、事あるごとにコサックの体を求め、コサックはその求めに全て応じた。


「ずっとここに子種があれば、いつかは子をなすだろう。それにしても、卵生か胎生か、どちらだろうな。」


そしてまた次の日、マギローブと交代でシビルが駆け込んできた。

走りながら器用に服を脱ぎ捨て、コサックに抱きつく頃には裸に、抱きついた流れでコサックの下半身を片手でまさぐり、腰を落としてはめる。

手際は3名のうち一番よかった。

背の高さ、胸の大きさ、尻の形も、他の2名に比べたら魅力は落ちるが、整った形で絶妙なバランス感があった。

こちらのことなど一切考えずに腰を振り、そして絶頂を迎え、しばらくして復活するとまた腰を振ってまた絶頂を迎える。

独りよがりといえばそれまでだか、シビルには言い分があった。


「散々、散々待たせたんだから。その分楽しませてもらうんだから!」


コサックの唇を乱暴に奪い、乳首をもてあそび、パンパンと小気味良い音を立ててシビルはコサックを堪能した。

なすがままだったコサックも、段々気持ち良くなっていき、シビルの尻を掴んで突き上げる。

シビルの奥深くを抉り、快感でまたもや絶頂を迎える。


「これが、愛・・・。」


シビルはキス魔だった。

何度も、何度も、コサックと一緒に果てる度に唇をシビルは犯す。

どちらの涎だかわからないほど、唾液交換をして糸を引く。

またそれをきれいにするように舐め回す。

シビルも事あるごとにコサックを求め、時間の許す限りコサックの液を搾取する。


「私は、エレンやマギローブはどうだか知らないけど、子供を成すには期限があるの。まだ時間はあるけど、初産だとしたら遅い方。だから、すぐに欲しいの。私の心を許した人の子を孕むの。コサック、あなたに対する気持ちは最初は母性とか姉とかの気持ちかと思っていたわ。でも、あなたが目の前で倒れて、私は目の前が真っ暗になった。ああ、私、この子が好きなんだって。女として、男のあなたが欲しいんだって。でも全然目を覚まさないんだもの。寝込みを襲おうとしても、ヘルトが邪魔だったし。でも寝込みを襲うなんて、それじゃあ、だめ。一緒に感じたかった。あなたが私を感じて、私があなたを感じることが大切なんだと思ったの。だから、じっと我慢した。10年、長かったわよ。でも堪え切った。コサック、褒めて、私を強く抱きしめて。お願い。」


シビルの切実な思いをコサックは受け止めようと、そう思った。

三者三様のコサックへの思い、焦がれ、願ったことを、コサックは真摯に受け止め余す事なく愛することを、シビルの足取りが軽く部屋を後にした朝、コサックは決意するのだった。

そして次に現れたのは、ヘルトだった。


「コサック、大丈夫か?いつも以上に細くなった気がするが。髪の毛を切るから風呂場にきてくれ。」


コサックの尻の方の貞操は果たして守られるのか。

コサックは特に考えずに風呂場へと向かうため少し臭う部屋を後にした。

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