間話 魔王城はどんな城?
コレはタロスが来てから何日か経ったある日
タロス「唐突に思ったんだがこの城デカいが誰が作ったんだ?そしてどんな作りなんだ?」
ドラゴン「え?」
ドラゴン(やばい私そんなこと知らないでもそんなこと言えないきっと魔王様の信頼を失ってしまう)
タロス「どうした?」
ドラゴン「いえ!何も!」
ドラゴン(おうおうおうどうするこのまま黙っていたらものすごく不自然!しかし知らない!まずいぞ!)」
タロス「もしかして知らないのか?」
ドラゴン「すいません!」
タロス「そうか……知らないんだな」
「じゃあ知ってそうなやつに聞きに行こう」
ドラゴン「あれ怒られない…………」
「何とか事なきを得たこういうことを考えてこれからは調べておかねば」
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「さて知ってそうなやつと言ったらやっぱサイクロプスだよな」
タロス「おーいサイクロプス!」
サイクロプス「何でしょうか」
「この城が誰が作りどんな仕組みか知ってるか?」
「もっちろんですとも!」
まずは誰が作ったのかと言いますとね
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それは我々の祖先なんです、つまりサイクロプスの祖父たちですねどんな仕組みかと言いますと
素材は全て純アダマンタイトで出来ています
なので我々の城は紫色なのです
「アダマンタイトとは?」
はいアダマンタイトは世界三大金属(ミスリル、オリハルコン、アダマンタイト)のうちの一つで中に闇属性を含んでおり紫色となっております
城の説明の続きなんですが
まず魔王城は城と言うより要塞のような四角い見た目です窓は数える程しかなく暗く明かりといえば浮いている゛マナ゛ぐらいですね
マナとは魔法を練る前の状態の魔力の事です
そして大きな扉を開けると
右と左に扉があり奥に螺旋階段があります螺旋階段を登り鍵を開け廊下を歩いていくと魔王様の部屋があります
右の扉には魔王様の訓練室aからzがありアダマンタイトが魔法を吸うので壊れません
そして左の扉の向こうには廊下がありその先を行くと中庭があります中庭は岩山、平原、崖がありそれぞれの訓練ができます
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「めぼしい物はこれぐらいですね」
タロス「ありがとう、では」
魔王城の中身です