はじめの一歩
「夢」大抵の物語では「悪夢」だったりと主人公の心情を表現するものだと思う。
けれど、僕の青春の物語の「夢」は、心情表現とかそんなもんじゃなかった。
僕の「夢」は主人公だった
「ん~、疲れた~」
あ、どうも僕の名前は「さがわ きいち」って言います。漢字で佐川 喜一って書きます。
まず自己紹介から、中学1年生の男子ソフトテニス部で、学年代表もやってます。
多分、読者の中には『え~、代表なんかやってるから、真面目君じゃ~ん』なんて思う人もいるかもしれないけど、それ、大間違いです!
全然、真面目なんかじゃないです。自分で言うのもなんだけど、メッチャはっちゃけてるし、青春の塊みたいな感じです。もちろん、彼女はいません。(気になる人はいるけどね)
僕自身、自分のことは、性格いいほうだと思ってるんだけど、女子からは恋愛対象外らしいです。
・・・・・なんて、自分で言ってて悲しくなってきた。自己紹介やめとこ、、、
よし、ほかの事話そう。
今、朝練が終わってクラスに向かってます。
あと、好きな人が校庭を挟んで反対側にいるじゃないですか!
彼女の名前は、「なるせ ゆな」です。
漢字は、成瀬 優奈です。
とにかく可愛いです。他の女の子が目に入らないぐらい、僕には輝いて見えます。
マジで輝いてます。実のところ優奈は人気者過ぎてちょっと接触しただけで冷やかされちゃって困るんですよね。
けど、ものすごく僕との関係は良好だったりします。たぶん
小学校の時は違う人が好きだったけど、優奈に変わりました。
なのに、なぜか未だにみんな、小学校から好きな人が変わってないと思ってるらしくて、優奈からもよく言われます。
確かに、廊下とかですれ違うと、「あ~可愛いな~」なんて思っちゃう時あるけど、今は優奈のほうが好きです。
いやもうね、何が好きかって、話すときりがないんけど
「おい、喜一お~い聞こえてるか~?」
あれ?なんか聞こえた気が?まぁいっか、で、何が好きかって言うと、
まずあのちょっと内気な性格と~・・・
「おい、喜一!・・・お前変な妄想浸るな~」と、言葉を掛けられたと同時に捕食の弁当箱で叩かれた。
「いたぁい!お前なぁ~急に叩くな!てか妄想浸ってねぇし」
「別に叩いたっていいじゃん、てかどうせ、あれでしょ、好きな人の好きなとこ考えてんでしょ。」
「っげ、お前何でわかんの?」考えていた事が当てられてただでさえ低い身長が、1ミリ低くなった。
「まぁ、小1からの付き合いだから、てか、お前小声で時々声に出てたし」
「え?!」身長がまた1ミリ低くなった。
「ほんとだよ、嘘だと思うなら録音聴く?」
「は?お前録音なんかしてんの?」今度は、2ミリ低くなった
「冗談だよそんなことするはずないでしょ」
あぁ、びっくりした~。安心して縮んだ、4ミリ分の身長が一気に戻った。
この、やけに俺の身長を伸び縮みさせるヤツは同じクラスで、同じ部活、そして、学年副代表をしてる、「くぼで りお」と読んで「久保出 理夫」で、体系は少しぽちゃり気味なんだけど、そこがものすごくかわいいと感じるんだけど、女子曰く「可愛くはないよね」ってなってる。
ちょっとかわいそうだが本人は何も思ってないのでいいんだろう。
「で?何の用だよ」
「いや一緒にクラス行こうかな~と思って声かけただけ、嫌だった?」
「嫌じゃないけど、弁当箱でたたかれるのはな~」
「ごめんって、喜一があまりにもボケ~ッとしてたから叩いちゃったんじゃん」
「『ちゃった』ってなんだよ叩いたのは事実だろ~が、まぁいいけどさ。てか早くクラス行かないと予鈴なるぞ」
「あ、マジじゃん、てゆ~かさ今日1時間目なんだっけ?」
と、理夫とクラスに早足で昇降口に向かいながら話す。
「え、今日D日課だから技術でしょ」
「最高やん、今日俺やすり掛けなんだよね」
「え、速すぎでしょ!?」と、上履きに履き替えながら驚く。
「お前が遅すぎるの、涼の世話しすぎな」
「いや~、あいつだってできなさすぎだし、俺ってお人良しだしさ、仕方ないよ」
おっと、今出てきた「涼」って言うのはうちのクラスで、俺とめちゃくちゃ仲がいい、灰原 涼のことで、あいつ結構抜けてるところがあるけど、面白いしクラスのムードメーカで、結構好きなんだよね。で、校外学習の班が一緒だったのもあるし、入学式に当日にいろいろあって仲良くなったから、今も仲良くさせてもらってて、誕生日は涼のほうが早いし、身長も高いから、最近は「お兄ちゃん」なんてふざけて呼んでるんだよね~。
で、そんな涼なんだけど意外と恋愛とか興味あって、おんなじクラスの
小鳥遊 絢香の事が大好きでね~。おっとこの話をしたら長くなる。この横道エピソードは次の機会に!で、さっき抜けてるところがあるって言ったんだけど、
それだけじゃなくて、手も不器用で、技術の作品手伝ってあげてるんだよね。
そう言う理由で自分の作品がめちゃくちゃ遅れてることになってるんだよね。
「だからと言ってそこまで手伝わなくてもいいだろ」と、心配してくれているのか理夫に責められる
「まぁまぁ、そんなことよりクラス着くからこの話はやめにしよう」
「あっ、逃げた~」
理夫にくどくど言われそうだったから、その場を撤退してクラスに逃げ込む。
教室に入ると、すぐにその後ろから担任の先生も入ってきた。
みんなが席を着いて朝礼の声が掛かる。
空は良く晴れていてすがすがしい。今日も僕の一日が始まる。
初投稿です!これがおもしろいと思った方はコメントやいいねしてくれると嬉しいです!
不定期投稿になると思いますがこれからよろしくお願いします!




