かみさまたちのおしごと・・・りんねのしんえん
これはなあに
これはなあに
小さな穴ひとつ開いた小さな板
それは、ねっ、ほら、こうして、ほら、はっぱをたてる、はっぱたて。
葉っぱを立ててどうするの
どうもしないよ、おちたはっぱたててね、はっぱたてるだけ。そしてね。
これはなあに
これはなあに
いろんな小さな穴ならんだたくさんの板
それは、ねっ、ほら、こうして、ほら、はっぱをたてる、はっぱたて。
たくさんの葉っぱを立ててどうするの、どうなるの
どうもしないよ、おちたはっぱをあつめてね、はっぱたてるだけ。そして
ね。
そしてどうなるの、どの葉っぱ立てにも、いっぱいに、いっぱいになったら
どうなるの
そしたらそしたらつぼにいれて、いろんなつぼにいれて。
たくさん、たくさん、葉っぱをいろんな壺に入れて入れて、それから、それ
から
くちてくるまでねかせてしずめましょう。
朽ちてくるまで寝かせて静めて、それから
それから、あめのひあがりのやわらかな。
雨の日上がりの柔らかな、それから
かたまるまえのつちにすきこむの。
綺麗なもみぢも
あおいはも。
虫食いだらけの病葉も
さすればさぞや。
さぞや立葉な
つちのこやしになりましょう。
肥やしになあれ
こやしになあれ