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四季

四季 (香)

作者: Libra


春を感じるひとは

色とりどりの

花々の香り


春一番が吹き荒れる

桜吹雪が舞い散る

桜の香り





夏の似合うひとは

日差しにも負けない

海の潮の香り


急に空の色が変わり

激しい雨が

夕立の後のアスファルトの香り





秋が好きなひとは

アースカラーの

落ち葉の香り


稲穂が黄金色に揺れている

刈られた後の

稲穂の香り





冬の朝

目の前に広がる銀世界

ピンと張り詰めた空気

静寂の中

空気を吸い込む

どこかで、暖炉に火を入れている

微かに香る煙

あー、冬の香りだ






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― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんは! どの季節の香りも素敵ですね。 どの香りも共感できました。 季節によって色んな香りがありますね。 私は、秋と言えば焼き芋の香りですね。 とても素敵な詩を読ませていただき、…
[良い点] 夏の夕立の後のアスファルトの香りが自分は好きです。 最後の力の抜けた終わり方がLibraさんらしくて良いと思いました。(╹◡╹)
[一言] 拝読いたしました。 季節それぞれの香りで情景が浮かび、とても素敵だなぁと思いました! 個人的には夕立の雨が当たったアスファルトの匂いが好きです。何故かあの香りを嗅ぐと懐かしくて学生時代を…
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