閑話休題 話がなげーよ
コロネ「話が長い。そして寒い」
コロネとオズは珈琲店に入り、キャラメルラテを飲みながら話しを再開した。
オズ「いや、長いと言われても」
コロネ「私たちが出て来られなくて不満なんじゃ、あとスコーンおごって」
コロネはスコーンを食べると、オズの話に耳を傾けた。
コロネ「なるほどねー。別の大陸から来たのか」
オズ「まあ、彼女を追ってですね」
コロネ「悪霊を封印するんじゃなかったのかよ(ホジホジ)。なんで封印できてないんだよ。お前それでも主人公か(ぴと)」
オズ「きたねえっ」
コロネ「いまほじっていたのはスコーンだけどね」
オズ「……言葉の暴力だ」
コロネ「まあ、別の大陸で魔法が使えないってのは初めて知ったけど」
オズ「使えないって言うより使わなかったと言ったほうがいいんですけど」
コロネ「ほうほう」
オズ「昔は自然を崇める多神教的だったようなんですが、その時にそれぞれの魔法属性に神と呼ばれる精霊的なものがいたんですよ。それがいるときは、魔法の力がすべてその精霊に握られてしまうみたいで、魔法が使えなかったようだ。今は各地に多神教の神が封印されているんで、本当は魔法を使えるようです」
コロネ「ふーん、どうでもいいけどね。マフィン追加」
オズ「まだ食うんすか」
コロネ「(もふもふ)この大陸にもいたりしたのかなー。精霊とか神とか」
オズ「この国は赤龍に承認されるという形で出来ているから、宗教とか無さそうですね」
コロネ「おー、たしかにそうだ。ほとんど無いな」
オズ「いいですねー。余計な祭事とかなくて」
あははと、二人で笑いあった。
コロネ(あーあ、このあと絶対話しに絡んでくるよ)
コロネは分かりやすい伏線に気分が滅入った。
オズ「ところで……」
オズはコロネの尻尾を握った。
コロネ「なにすんじゃ!」
凸凹凸凹!
オズ「いや……獣人は尻尾を握られるとヘロヘロになるって他の小説家になろうで読んだので」
コロネ「おめー、実際に犬とか猫の尻尾握ったことあるのか?」
オズ「いや、無いですけど」
コロネ「怒るに決まってんだろ! 俺は伸びているからいいけど、折れているやつのは絶対に握るなよ。キレ具合が二段階くらい違うからな」
オズ「嘘だったんですね」
コロネ「あと兎の尻尾は汚い、フンついているから。あれは握ったら握ったで面白い」
オズ「それはどうでもいいです」
コロネ「はー、そーですかー」
閑話休題 完




