それぞれの学校生活、その5
~授業時間・彩晴妹の場合~
学校での授業時間。私にとって何よりも退屈で意味がなく、有意義な時間を無駄にしている時間帯だ。暇、暇、暇。席が一番後ろの窓際だから居眠りしてもバレない位置。でも私は居眠りするのも好きじゃない。だから授業中に発明品に手を出すのが私。
今は弥太兄のための目覚まし時計を作っている最中だ。悪戯物ではなく、弥太兄直々に注文されて作っている代物なのでご安心を。あと、悪戯様の目覚まし時計はもう完成しているからそこにもご安心を。
弥太兄に注文された目覚まし時計というのは、可愛い白の子犬をモチーフにしたやつだ。私は天才なので、クオリティを高くすることを忘れない。
これは、音を鳴らず時に本物の犬の姿に3秒で変形し、ワンワンと口を開けて吠える仕草をするという代物なのである。さらに弥太兄が喜ぶように私の「私の愛するや・た・に・い・☆」という特製ボイス付きにしてある。これで弥太兄は毎朝心地好く起きてくれるようになるに違いない。おまけに私にぞっこんラブになることも間違いない。そしてその関係性が急加速し、夜に私の部屋に訪れて私の衣服をゆっくり剥いでいき、そして・・・・・
「デュフ、デュフフフフフ・・・・・」
「(おい、また一人で笑ってるぞ柚木さん)」
「(どうせお兄さんのこと考えてるんでしょ。お兄さんも苦労してそうだよね)」
「(前に聞いた噂だと、朝に起こす時にアンモニア臭を放つ手榴弾を投げ込んだとか何とか・・・)」
「(夕食を食べる事前にお兄さんの食べ物にだけ麻痺毒仕込んで眠らせた後に、解剖実験したっていうのも聞いたわよ)」
「(そ、それは恐ろしいな・・・見た目は凄い可愛いのに、残念な人だよな柚木さんって・・・)」
「コラコラ、授業中だぞ静かにしろ~」
おっとっと、いけないいけない思わず顔がにやけてしまっていたみたいですねぇ。妄想はこれくらいにして、早くこの目覚まし時計を完成させないと。そして弥太兄に褒めて貰って頭を撫でて貰おう。そしてついでに弥太兄のナニも見せて貰ってその後は・・・
「ニュフ・・・ニュフフフフ・・・」
「おい柚木、何一人で笑ってるんだ? というか何を作ってるんだ授業中に」
「あ、バレちった。テヘッ☆」
「・・・廊下に立つのと、教室内で正座するのとどちらがいい?」
「駄目ですよー先生。私にプレイを求めていいのは私の弥太兄だけですよー。先生奥さんいるんだから、プレイを要求するならその人にしないと。あ、良かったらこのバ・・・」
ヒョイッ・・・ストンッ・・・ガラガラガラ・・・・・
先生は私の後ろ襟首を持ち上げると、廊下に私を出した途端に教室のドアを閉めてしまった。どうやら先生は放置プレイがお好みらしい。
ガラガラ・・・
「先生~、授業中に興奮しすぎて○○○○しないでくださいね~。ズボンとパンツの替えがあるなら別にいいですけど~」
「黙って立ってなさい!! 今は保健体育の授業じゃありません!!」
「分かりました~。あっ、先生この辺に私が作った○○○置いておくんで、奥さんの○○○に差し込んであげ・・・」
ピシャンッ!
先生は泣きそうな顔になって教室のドアを勢い良く閉めてしまった。その後に授業が終わって先生が教室から出ていくのを見届けてから教室内に入ると、置いておいた○○○は無くなっていた。
「あらあら先生、何だかんだ言ってもやっぱり男なのねぇ~。アハハハハッ」
「(可哀想に先生・・・○○○を粉々に壊す姿は流石に可哀想だった・・・)」
「(やっぱり恐ろしい人だね、柚木さんって・・・)」
「アハッ、アハハハハッ」
今度、使った時の感想でも聞いてみよっと。弥太兄とプレイする時のための参考として。さてと、愛する弥太兄のために目覚まし時計作りの再開だー!




