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200文字小説

ショートヘア(200文字)

作者: うわの空

大切なお友達へ。



 髪を切った。


 別に失恋したとかじゃない。

 彼が、ショートヘアもいいなあって言ったから。




「あれ、髪切ったんだ。失恋でもした?」


 キョトンとした顔でそんなことを言う彼に、私はわざと頬を膨らませて答える。


「あんたが私のことを嫌いになったなら、失恋した」


「じゃ、失恋じゃないね」


 彼は私の髪にそっと手を伸ばして、笑う。


「似合ってるよ」


 それ以上、彼は何も言わない。

 けれど、私の髪に触れる彼の手が囁いてる。





 好きだよって。




大切なお友達へ。




ごめんなさい(土下座)

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― 新着の感想 ―
[一言] きゅんきゅんしてしまいました/////素敵ですね!私もこんなお話書いてみたいなぁ。
2012/02/12 22:06 退会済み
管理
[一言] 大好きなうわの空様へ 友達ではないですが、一読者として勝手にコメントを残します。 今回の作品は、女の子の姿がかわいらしく表現されてますね。 頬を・・・とかの表現が好きです。 ショー…
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