もしもあの子が笑ったなら 9話
双葉 みんと (ふたば みんと) 不愛想で、殺し屋 18歳
双葉 みりん (ふたば みりん) 学校に通っている女の子。何も考えていない
菜々星 陽 (ななせ はる) みんとの彼氏だった。
腹囲 海斗 (ふくい かいと) 別名 インフェルノ (殺し屋)のリーダー
雲通 燿 (うずい ひかる)...?
1、歯医者
みりんは、みんとを引っ張って、ある建物に入った。
そこには、‘痛みがない歯医者’と書かれていた。
みりんに連れられるまま、建物に入ったみんとは、「わぁ...」と言った。
みりんはみんとをそばの椅子に座らせると、「ちょっと待っててね。」と言って、‘受付’と書かれたところに行った。
数分後、知らない女の人とから「みんとさん」と呼ばれた。
みりんは、「いくよ。」と言って、‘診察室A’と書かれたところに連れて行った。
そこには白い椅子が1台、白衣を着た人が2人いた。
白衣を着た1人が、みんとに「ここにすわってください」と言った。
もちろんだが、みんとは‘歯医者’という概念がなかったため、警戒し短刀を取り出そうとしたがみりんに止められ、白い椅子に渋々座った。
みんとが白い椅子に座ると、白衣を着た人は、手袋をした。
そして「みんとさん...ですね?それでは、椅子を倒します。」
言うと同時に椅子が倒れた。
みんとは、嫌な予感がしたのか腰に手を当てたがあるべきものがなかった。
焦ってみりんを見ると、いつも腰に身に着けているカバンを持っていた。
その中には短刀が入っていて、みりんが気付かないうちにとっていたらしい。
短刀がなければろくに刀を振れないみんとはあきらめた。
白衣の人は笑って「口を開けてくださいね。力は入れなくて結構です。」と言った。その時、「キュイーン」という変な音が聞えた。
みんとは13年間歯医者に行っていないため、虫歯だらけだった。
だからみりんは、歯医者に連れて行ったのだった。
みんとが変な音を聞いた時、バッと起き上がろうとしたが、みりんと、白衣を着たもう一人の人に抑えられた。
みんとは過去1番恐怖感を抱いていた
こんにちは!LUNAです。
皆さんは恐怖感を抱いたことはありますか?
わたしはあります。
次巻はハチャメチャです!