表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サクラノート  作者: sk_p
2/5

p.1

ここは”舘横山公立高等学校(たてよこやまこうりつこうとうがっこう)”。

通称”舘高(たてこう)”と呼ばれている。

俺は今年からそこの普通科に通い始める高校1年生の湯原和葉(ユノハラカズハ)

せっかく高校生になったんだ。

どうせなら漫画で見たような青春をしてみたい。

「1-……5…37…っよし。」

思わずガッツポーズを決めてしまった。

今年は出席番号が最後じゃなくて良かった。

誰も後ろに居ない時は大抵俺が余るんだ。

余り物はもう勘弁して欲しい…。

教室に入ると席の半分くらいが埋まっていた。

俺の後ろの人は…まだ来てないのか。

周りを見てみると机のパンフレットを見てたり

寝てたり同じ出身校の人達と話してたりと様々だ。

俺の近くにそんな人は座って居なかったので

大人しくパンフレットを読むことにした。

数枚ページをめくると部活紹介が書かれている

ページになった。

『やっぱりここは部活が多いな…』

ここは特筆すべき所はないただの高校だったが

校長が変わってから部活に力を入れ始め

運動部なら野球部やバスケ部、

文化部なら吹奏楽部に美術部等

急にその実力を上げているらしい。賞も総ナメだとか…

だが俺は賞だとか結果だとかには基本興味は無い。

青春したいだとか言ってはみたものの、

特にやりたいことがある訳でもない。

やりたいことがあったら普通科なんて選んでない。

そんな言い訳もどきを頭の中で愚痴っていると

ドアの開く音がやけに大きく聞こえた。

いつの間にか先生との初対面の時間になったみたいだ。

「今日からここの担任をすることになりました。〇〇です。今年の…」

そこから今日一日の流れや注意点を長々と聞かされ

話し終わったのはチャイムが鳴ってからだった。

『今年の先生は話が長そうだな…』

ここからは入学式だ。

他クラスの1年生も混じりながら体育館へ向かう。

全員が着席し終わった頃、

校長先生の話が始まった。

「皆さん、入部おめでとう。そして舘横山公立高等学校へようこそ……」

『うわ、この先生も話長いタイプかよ!?』

実の所、長話というのは苦手だ。

集中力が続かなくて途中から何を話していたか

分からなくなるというのが一番の理由だが、

そうなってしまうのは…

『っ、ちょ、そろそろ限界…』

俺が眠気に耐えられなくなることだ。

いつからか過眠体質になってしまい長話や授業、

お経等を聞いているといつの間にか意識が無くなっているのだ。


どこからか肩を叩かれ目が覚めた。

『!誰だろ…』

一瞬とはいえ寝ていたので意識がハッキリしない。

目の焦点がやっと合い、叩かれた方向を見ると相手側もこちらを向いていた。

入学式で寝るのを阻止 (できてはいないけれども)しようとしてくれたんだ。

お礼は言わないといけないと思い

口パクで『ありがとう』と礼を伝えた。

相手は何も返すことなく前を向いて校長の話を聞き始めた。

っつーかまだ校長話してんのかよ…




next page▶︎▶︎▶︎

前回はプロローグというか前置きみたいなものだったので実質初めての本編となります…!どうだったでしょうか…!今日登場した「湯原和葉」は一人称として「俺」を多用していますが女の子です笑。彼女がそうなってしまった理由はまたいつか…。では次のページでお会いしましょう。閲覧ありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ