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太陽のうた

作者: 秋葉竹


 


爽やかに晴れ渡る蒼空

新しい光が次から次へと

この街を照らしてくれる


とてもウキウキして

足取りも軽くなる

こんなことで

しあわせを感じられるなんて

安上がりなしあわせだな


けれども

高いからそのしあわせに

価値があるってもんでも

ないでしょう?


未来が明るければそれが一番


冬の風吹く街を

踊るように駆ける少年少女たち


やさしいひとになりたい

やさしい気持ちになりたい


みあげるとキラキラ輝く太陽は

たったひとりで東の空で笑ってくれている

眩しすぎたのですぐに目をそらせる

けっして直視できないそこには

いくたびも目指した純白の世界が

あるかもしれない


宇宙を作った神さまが

もしかしていらっしゃるのなら

神さま

お願いがあります

あの空に浮かんでいる

太陽の孤独を

いつまでも忘れさせないでください

いつまでもいつまでも

そんな弱さを感じられるこころを

持ちつづけさせてください








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― 新着の感想 ―
[良い点] 太陽の孤独なんて考えたこともなかったです。 太陽や神様と対象としたものが偉大ながら遥か彼方のように感じましたが 実はそんなに遠くはない存在感を感じることが出来ました。最後の五行に秋さんの心…
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