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4 王城からトンズラです

驚いたことに副隊長さまが前に進むとその分だけ衛兵達が後ろに下がります


まるでお芝居の主人公のようでしたわ





もっともお芝居ならば剣を抜いてバッタバッタと倒していきます


ですが実際の場合は剣を抜くことなく部屋を出ることができました





なぜなんでしょう?


もっともその疑問に答えてくれる人がいませんでしたけどね(涙)




部屋から出た後は副隊長さまはお父様に


「馬車でいいですか?」


と短く質問してきました





どうやら部屋を出ただけでは問題は解決できていないみたいです


だって副隊長さまはピリピリしていますもの


素人の私でも判りましたわ




真剣な顔の副隊長さま ~もっとも後ろにいる私にお顔は見えませんけどね~ に恐れをなしたのかお城を無事に抜け出して、王城の片隅の辺境伯家の馬車が留まっている所まで無事にこれました




副隊長さまは御者と少し話した後、父と私に馬車に乗るように促しました


そして馬車が発車しました



・・・ところでなぜ副隊長さままで馬車に乗っているのでしょう?

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