表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/21

17 帝国の第三王子が王城を攻めたそうです

「国王が認めた婚約者がいるというのに聖女を無理やり第三王子に嫁がせようとするなど言語道断!


また、断られた腹いせに聖女の乗った馬車を襲うなど人間のすることではないわっ!


他国への干渉はしないのが通例であるが帝国38代皇帝陛下は友人である国王が蔑ろにされているのを鑑みて


このたび通例を破って国王を助けるために軍を遣わせた!


国政を私物化した王妃とその実家の侯爵家は大人しく縄に着け!」





1000人の軍隊で王城を囲んで帝国の第三王子は宣言したそうです


・・・私は別に王妃が死んだら帝国に行って治癒魔法を使うとか言っていないからセーフですよね?



<ドーン>


<ドーン>


王都に銅鑼の音が響いたそうです






帝国は戦いに際し、口上を述べた後、銅鑼を100回鳴らします


その間に降伏するなり、開戦を宣言するなり決めろということらしいです


これこの世界の一般常識です




もっとも決断できないというのが王妃クオリティ


所詮は王妃と言う名を振り回して我儘を言うことしかできない本当の貴族バカでした


まあ城に居た侯爵も同じだったそうです


・・・バカばっかし?




我が国の第三王子は愚か者ですが帝国の第三王子は切れ者です


だって皇帝陛下の戦争代理人となって我が国に攻めてきていますからね




そんな有能な帝国の第三王子は銅鑼が100回鳴ったと同時に王城に攻め入ったそうです




王妃と侯爵を捕らえ貴族牢に入れたとか


そしてなぜか半日もすると二人とも体調が悪くなって寝たきりになったとか


夕方には侯爵家が潰されて王家の管理下に入ったとか


次期侯爵の名が高かった息子が子爵として就任して、僻地の領地を得たとか


王妃や侯爵家の影響のあった王城の使用人を解雇したとか


あっという間に大ナタを振るったそうです





え?


僻地の辺境伯領に居てなんで王都の出来事を事細かに知っているか?ですか?




だって目の前に帝国の第三王子さまがいるんですもの

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ