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趣味卜占師の異世界記  作者: 鳥飼 心裏
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夢で見た世界を気に入り過ぎて

どこにでもいる日本人に犠牲になってもらいました

夢とは突拍子もなく、非現実的で。


感覚だって1部くらい無駄にリアリティさがあれこそすれば、ずっとは脳が処理落ちするのか基本現実の半分にも満たない曖昧さで。


そんな普段からの異世界旅行に慣れて生きるは人の常であろう。


僕だってそうだ。


麻痺した思考のまま、ありのままを受け入れてその生を全力で。


そして目覚めたら目覚めたで、いつものつまらないと蔑む人生を懸命に生きるのだ。


なぜこんな話になってるか?それは今現状が突飛なのに、感覚も意識も記憶もしっかりしていて、おまけに湖に写った姿は知ってる漫画やアニメ、ラノベを組み合わせたかのような姿へと変貌してる。


なんだこれは。


夢なら足元や手に伝わる砂利の感触も、着てる服の重みも意識した時以外霧散する。が、それらは常にリアリティを持って感覚器官に常に存在を主張する。


太ももにベルトで固定された風デザインで、現実的にこんなことしたらずりおちること請け合いだからか、ズボンにしっかり固定されたデッキケースの中には、感覚的に 大きめ(グランデ)サイズであろう、 《 78枚のタロット(フルデッキ)カードが親切なことに、取り出しやすいように少し余裕を持って収められていた。


ちなみに、ポケットは沢山あれど、シャッフルするためのカード保護の布(タロットクロス)どころか、ハンカチすら持ってない。


趣味で 卜占(うらない)やってるしなぁ、と。夢なら起きて現実で納得する所なのだが……リアリティ満載な夢でなぜ今自分はこんなにも常識のない軽装で見渡す限り大自然の中、汚れひとつない綺麗な状態で 決⚫者(デュ⚫リスト)よろしく存在しているのか。そこだけ不自然すぎやしないだろうか。


流行りのVRとかだって遊園地のコーナーで体験した程度、ラノベのようにダイブできるほど化学が進んだわけでもなければ、ブラックで死ぬほど働いた覚えもない。


日常からなんのフラグもなしに、ただ明日も会社がめんどくさいなーと眠りについたまま、 自然湧き(リスポーン)したモンスターかなにかのように森へと自分は出現してしたのであった。

この世界の元ネタは別シリーズ胡蝶で読めます

主人公のイメージはS⚫Oシリーズのキ⚫ト

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