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こちら、三木高なんでも屋です。 1-1

ようやく一話を投稿することができました!

どうも、うどんです。

さてさて、今回から本格的に活動していきますが、最初は僕の奇々怪々な文体になれていってくだされば幸いです。

初心者すぎておかしいところも多々ありますが、生暖かい眼で見守ってくれれば幸いです^^

それでは、お楽しみください!

6月某日_北校舎 2F 視聴覚室


「しっかし…最近は依頼、全く来ねぇな…」

夕日に照らされた北校舎のとある教室で、一人の男子生徒がポツリと呟いた。


梅雨真っ只中ということもあり、朝から晩まで雨が降り続いている。

全体的にどんよりとした空気だ。

面白いくらいにやる気が出ない。


「まぁ、僕らの活動上、依頼が来ない方が平和で良いんだろうけどね…」

それに応えて、もう一人の生徒が苦笑いをしながら優しい声で言った。


「ようやく依頼が来た!と思ったら、その10割がコタ目当て。マジでありえねぇ…お前前世どんな善行積んで来たんだよ?」

「それはその…ごめん…」

「コタ」こと、西陽虎太郎(にしび こたろう)が優しい声で申し訳なさそうに言う。


正直、コタの容姿は他の人とはレベルが違う。

目鼻立ちがこれでもかと言うほど整っていて、髪は流行りを取り入れつつ毛先を遊ばせた女子受け完璧の形、体型に関しても高身長で引き締まっていて腹筋が割れてたりと申し分がない。

更には全国模試でトップ10に入るほどの頭脳と最早できないスポーツはあるのかと思わせるほどの運動神経、おまけに性格まで完璧と来たもんだ。


正直、こんな転生系ラノベの主人公みたいなやつと幼馴染ということが今でも疑問に思う。

上記のスペック故、女生徒からの人気がかなり高く、コタを見にくるという人は後を絶たない。

何でも屋の活動さえ、ようやく依頼が来たと思ったら大半はコタ目当てというザマ。


「別にコタが悪いって訳じゃないだろ?まぁ、それを言うなら誰も悪くないんだが…」

とは言うものの、内心(羨ましいぞバカヤロー)的な心もある。

このように、顔を見た女生徒の大半を落としてきたコタだが、当然落ちない屈強な女生徒もいる。


「しっかし…美由はよくコタを見ても落ちなかったな…」

と言うと、先程からずっと部屋の隅でノートパソコンをいじっていたもう一人の生徒である南美由がボソリと言う。

「私、顔で決めるほど軽い女じゃないです。」

「いやどこをとっても完璧だと思うが?」

「いやそれでも私のタイプじゃないです。」

こんな会話をしていると、心なしかコタの顔が悲しそうになってきた。

「…涙拭けよ。」

そっとハンカチを出すとコタは

「…ありがとう。」

と泣くふりをして目をハンカチで拭った。

それをまじまじと見ていた美由。

「なんか…ごめんなさい。」

いや、誰も悪くないんだぞ…


突然だが、ここで南美由について紹介しよう。

南美由(みなみ みゆ)ー何でも屋の構成員である3人の内、唯一の女子にして1年生。


細身で身長が小さく、目がギリギリ見えるかどうかくらいに伸びた前髪と、癖一つないストレートセミロングが特徴。

一見すると根暗な女子だが、髪をセットし、本格的におめかしをすることでマジで可愛くなる。


いわゆる「磨けば最高級に光る」的な女の子。

少し前にコタにセットさせてくれと嘆願された美由が渋々セットされたのを見たが、マジで日本一と言っても過言ではないほど、女優顔負けで可愛かった。(語彙力)


故に普通にセットしたら完璧なのだが、本人にその自覚はなく、毎朝ロクに髪もいじらないまま学校に来る。


そして彼女を語る上で外せないのが、彼女のパソコンに関する圧倒的に豊富な知識である。

ありとあらゆるツールを使用でき、パソコンの機能で知らないものはないほど。


曰く「パソコンなら神をも超えます。」

そのタイピングの速さは言うまでもなく、さらにプログラミングやパソコンの修理、組み立てなどもできる。

更にはハッキング能力など、こいつ本当に高校生か?と思うほどのスキルがある。


美由は何でも屋にとって欠かせない存在。

何でも屋の情報担当なのである。


そして、最後に何でも屋のリーダーであり、この変人(良い意味)達と共に活動しているのが、「オレ」こと、東雲龍真(しののめりゅうま)である。


ちなみに最近の悩みはテストで名前書く時に画数が多くてめんどくさいことである。(心底どうでもいい)

こんな感じで個性豊かな構成員でいつも仲良くやってるのが何でも屋なのである!


「と、まぁこんな感じだろ。」

「ん?どうしたんだい?」

「いや別に。」

美由のプロフィールとオレのことを少し思い出したところで…

コンコン

誰かが、扉をノックする音が部屋に響いた。

「すいませーん、誰かいますかー?」

元気の良い、女の子の声。

「はーい。」

コタが開けようと向かっていく。

「あれ、なんかデジャb」

「余計なフラグを建てるなバカ。」

と、オレが美由の頭に軽くチョップ。

「ひでふっ…いたいれすぅ…」

「なんだひでふって…」

と、そんな会話をしてるうちにコタが戻ってくる。

「で、結果は?」

オレが恐る恐る聴くと、コタは笑顔になってー

「久しぶりの依頼だ。皆、頑張ろう。」

ようやく、この物語が初まるようだ…



いかがでしたでしょうか。

やはり後で見返してもおかしいところがたくさんありましたね…まだまだ改善の余地アリです!

これこらも不定期で気ままに登校していく所存です!

これこら本格的に一章が始まります!

次回は依頼内容が…が明らかに…!

後々、何でも屋やメンバーについても掘り下げていくつもりです。

と言うわけで皆さん、これからもよろしくお願いします!

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