第一話 平和な日常
キーンコーンカーンコーン
今日は委員会が長引いてしまい、空は闇に染まっている。さっさと帰ろうと、階段を降り、下駄箱を見た。そこには一枚の手紙が入っていた。
手紙を開くとそこには
『薄影忍様
近いうちにあなたとあなたの友人に不思議なことが起こるでしょう。
影刃』
俺は手紙を見たが、深く考えず、誰かのいたずらだろうと帰路についた。
家に帰りドアを開けるとと香ばしい匂いが漂っていた。
「ただいま〜」
「おかえり〜今日は遅かったね。委員会?」
「ん、長引いちゃって」
「あらそうなの、ご飯もう少しでできるから着替えてきなさい」
「あいよ〜」
部屋に入り、着替えを終え、食卓についた。
「「いただきます!」」
夕飯を食べているときにふと手紙のことを思い出した
「今日変な手紙見つけたんだよね」
「どんな手紙?」
「近いうちに不思議なことが起こるでしょうって書かれた手紙」
「へぇ〜まぁ気にすることないでしょ」
会話と夕飯を終え部屋に戻った。
疲れたので布団に入り、一日がすぎた。
翌朝
朝学校に登校し、教室に入ると
「おはよ!なんか変な顔してんな、なんかあった?」
俺に話かけてきたのは火川蓮、俺の小学生からの親友で、めっちゃイケメン。
「下駄箱に手紙が入ってたんだよ」
「まさかラブレターもらったの!?!?」
今話しかけてきたのは土宮風花、俺の幼馴染でめちゃ可愛い。
「いや、なんか変な手紙。あなたと友人に不思議なことが起きるよって書いてあった。」
「本当に変な手紙だな。どうせ誰かのいたずらだろ」
「でも本当に不思議なことが起こるとしたらどんなことなんだろうね〜」
「まぁ考えるだけ無駄だろ」
「そやね〜」
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キーンコーンカーンコーン
学校が終わり
「「忍〜帰ろ〜(ぜ)」」
「あいよ〜」
帰り道
「不思議なこと起きないかな〜」
「まだそれ考えてたのか」
「だって不思議なことって気になるじゃん」
「......なぁ、なんか足元に魔法陣みたいなのあるんだけど...」
「うわっマジじゃんなにこれ」
「本当だ〜なんだろ〜ね〜?」
「なんかさっきより光ってね?」
「とりあえずはなr...」
光が消えるとそこにはなにもなかった