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THE world  作者: 海田陽介
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地震と異世界について

 僕は彼女の問いにそうだと答えたあと、起動させたパソコンがインターネットに接続することができるかどうかを確かめてみた。すると、問題なくインターネットに接続することができたので、今度は僕はパソコンを使って僕

がこの二日間のあいだに体験したことを、メールで美優に伝えることにした。僕が突然異世界らしき無人の世界へと迷い込んでしまったこと。異世界といっても、電話はべつとして、普通にライフラインは使えていること。ただ、どうやったらもとの世界へ戻ることができるのか、今のところ何もわかっていないこと。


 僕がそう書いてメールを送信すると、再びすぐに美優からのメールの返信が返ってきた。


美優「そんなの絶対、啓介の作り話でしょ?って、言いたいところだけど、でも、啓介がわざわざそんな作り話をするとも思えないし……まさか、ほんとうに、ほんとうなの?」


僕「ほんとうに、ほんとうだよ。僕もまだ上手く信じられないんだけど」


美優「……もし啓介が言ってることがほんとうだとしたらすごく怖い。なんでそんなことが起こってしまったの?わたしに何かできることある?」


 僕は返ってきた美優のメールを読んでから少し考えた。それから僕はふと思いついてメールを書いた。


僕「もし迷惑じゃなければ、確かめてみてもらいたいことがあるんだけど」

美優「何?」


僕「僕は今自宅にいて、このメールを書いているんだけど、現実世界の僕のアパートはどうなっているのか、確かめてもらいたいんだ。現実世界の僕のアパートがどうなっているのか知りたい。あるいはそこにはもうひとりの僕がいたりするんだろうか?」


美優「わかった。確かめてみる。でも、もし、もうひとりの啓介がいたらとしたらどうなるんだろう?」


僕「……もうひとりの僕がそこにいたとしたら?……僕はこの世界に取り残されたままということになるのかな?考えたくないけど。いずれにしても、僕の家が今どうなっているか知りたい。美優に確認してもらえるとすごく助かる。僕の家はわかるよね?」


美優「わかると思う。もし啓介が引っ越しをしていけなければということだけど」


僕「大丈夫。引っ越しはしてない。ずっと同じだよ。美優が僕の家に最後に来てから二年くらいになるけど、相変わらず同じアパートに住んでる。それじゃ、申し訳ないけど、確かめてきてもらってもいいかな?」


美優「わかった。今から行ってくるから少し待ってて」



 僕は美優からの最後のメールを確認すると、後ろ手で頭を抱えて、ぼんやりとパソコンの画面を眺めた。現在、現実世界の美優がどこにいるのかはわからなかったけれど、もし美優が最後にメールをしていた場所が美優の自宅付近であるとすれば、そこから僕のアパートまではそれほど時間はかからないはずだった。自転車で十五分もかからないくらい。でも、それが自宅付近でなかったとしたら、もっとかなり時間はかかるということになる。現実世界の僕のアパートがどうなっているのか確認できるまであとどれくらい時間がかかるのだろう。結果が気になって僕はすごく落ち着かない気持ちになった。でも、美優のメールを待つしか方法はないので、僕は自分の気分を逸らすために、ヤフーのトップページを開いてみることにした。


 インターネットエクスプローラをマウスでクリックする。すると、数秒後、問題なく、ヤフーのトップページがパソコンの画面に表示された。僕は表示されたヤフーのトップ画面を眺めながら、現実世界ではごく当たり前に、いつもの通り時間が過ぎているのだな、と思った。僕がこうして異世界に取り残されているというのに。


 多くの人々はいつも通りの日常を、仕事を終えて同僚たちと酒を飲みにいったり、自宅で家族と一緒に夕食を食べたりしているのだろうな、と僕は想像した。そう思うと、なんだか切ない気持ちになった。どうして僕だけが、と、少し哀しくなった。


 僕は机の上で頬杖をつくと、三日前のことを、つまり、僕がこの奇妙な、異世界と思われる場所に迷い込む前の日のことを思い返してみた。そのとき、僕は何か特別なことをしたり、特別な場所に行ったりしただろうかと考えてみた。でも、何も思いつかなかった。三日前の僕の行動はいつもと何も変わらなかった。というか、どこへも行っていなかった。その日は一日中集中して小説を書いていて、一歩も家から外に出なかった。


 でも、そう考えてから、待てよ、と、僕ははっとした。逆に、その日、家から一歩も外へ出なかったことが、今の、この現状と何か関係しているんだろうか、と、ふいに、僕は気になってきた。


 そういえば、その日、地震があったことを僕は唐突に思い出した。地震は数ヶ月に一度の間隔で起こるので、地震それ自体は特に珍しいものでもなんでもないのだけれど、でも、その日の地震はいつもの地震と比べてかなり揺れが大きかった。家の本棚に入れて置いた本が全て床に落ちたりするほどの激しいものだった。最も、幸いにして、揺れている時間自体はごく短いあいだのものだったので、地震の規模に対して被害はほとんど皆無といっても良かったのだけれど。


 でも、かなり大きく揺れたので、僕は当然、地震についての報道がインターネットで大きく取り上げられているはずだと思った。でも、そう思って僕がその日インターネットを使っていくら地震に関する情報を調べてみても、奇妙なことに、そういった情報は全く、ただのひとつも、ヒットしてこなかった。どのニュースサイトを見てみても、その日、関東で大きな地震があったという記事を掲載しているサイトは見つからなかった。妙だな、と、僕はそのとき思った。たとえどんなに被害が少なかったにせよ、あれだけ大きく揺れたのだから、何かひとつくらいは地震に関する記事があっても良いはずだった。それがひとつも見つからないなんて……。


 でも、そのときは、まあ、いいか、と思って、僕は特に詳しく原因を突き詰めたりはしなかった。いくらか妙に思いはしたものの、そういった報道がなかったからといって、別段困ることは何もなかった。だから、僕はそのまま何もしなかった。


 でも、まさか、あのとき、と、僕は思った。まさか、あのとき、僕だけが、この世界へと移動することになってしまったんじゃないか、と、僕はぞっとするように思った。もしかすると、あの地震が、今のこの奇妙な現象を引き起こしているんじゃないかと僕は思い当たった。


 そして僕がそう思った瞬間、連続した鋭い音が鳴ったので、僕はかなり驚いた。音が聞こえてきた方向へいくらか慌てて眼を向けてみると、僕のスマホのランプが点滅しているのがわかった。恐らく、美優からのメールが届いたのだと思われた。僕は微かに震える手で美優からのメールを開いてみた。


美優「啓介メール見てる?今、わたし啓介のアパートの前に来てる。そして例の、もうひとりの啓介がいるかどうかについてなんだけど、どうやら大丈夫みたい。とりあえず、啓介のアパートのなかは真っ暗。誰もいないみたい。もし、啓介が電気を消して眠っているのでなければだけど」


 僕は美優のメールを読んでから、焦ってヴェランダの前まで歩いて行った。そしてカーテンあけて外の様子を見てみる。というのは、もしかしたら、そこに美優の姿を見ることができるかもしれないと思ったからだ。もし、今、無人の世界が終わって、通常の世界に戻っているとすれば、僕はヴェランダの外に美優の姿を見ることができるはずだった。でも、やはりというべきか、そこに美優の姿はなかった。ということは、残念ながら、今でも僕は無人の世界に取り残されたままで、美優のいる現実世界と、僕の今居る世界は何かによって隔てられているのだと考えられた。もし、美優がほんとうに現実世界で僕の家の前に立っているのであれば。


「メール見てるよ。今のところ僕は部屋の電気は消してないし、ちゃんと起きてる。ところで、今、美優はほんとうに僕の家の前にいるんだろうか?というのは、僕も今ヴェランダの前に立っているんだよ」

 僕は変な興奮状態でそうメールを書いて美優に送信した。すると、間もなく、美優からメールの返信が帰って来た。


「啓介、あなた、今、ほんとうにヴェランダの前に立ってるの?わたしのところからは何も見えない。啓介の家は相変わらず真っ暗ままだよ」


 僕はその美優のメールを読んで、今度は試しに大声で美優の名前を叫んでみた。ひょっとしたら、声だけでも、彼女に届かないだろうかと思って。しかし、しばらく待っても美優からの応答はやはりなかった。僕は一応念のために、今大声で美優の名前を叫んだことをメールで美優に伝えてみた。すると、帰って来た美優の答えは、予想通り、僕の声なんて全く聞こえなかったというものだった。


 どうすればいい?僕は思った。何かできることはないだろうか。そして少し考えてから僕が思いついたのは、美優に僕のアパートのなかに入ってもらうのはどうだろうということだった。僕は隔離世界の僕のアパートのなかにいる。そして美優は現実世界の僕のアパートのなかに入る。そうすれば、何かが起こって……共鳴現象みたいなものが起こって、もしかしたら、この隔離世界から脱出することも可能になるんじゃないかと僕は思いついたのだ。また、そこまでいかなかったとしても、この隔離世界と現実世界を隔てているものについて、何かしらのヒントのようなものが掴めるんじゃないかと僕は考えたのだ。


 僕は今自分が思いついたことを、パソコンのキーボードを使って素早くタイプすると、メールで美優に伝えた。玄関の鉢植えの下には合い鍵が置いてあるので、それを使えば家のなかに入ることができる、と。すると、メール送信してから間もなく、美優から了解した旨を伝えるメールの返信が返ってきた。


 果たして結果はどうなるか?僕は美優が玄関から入って来ることを考えて念のために玄関の前で待機していることにした。もしかしたら、僕がそこにいることによって、美優が玄関から家のなかに入った瞬間に、隔離世界が崩壊するんじゃないかと僕は期待したのだ。



 緊張しながらしばしのあいだ待つ。もう美優は僕のアパートのなかに入っただろうか?そう思っていると、メールの着信音が鳴った。


美優「今、啓介のアパートのなかに入ったよ。そっちはどう?何か変化はあった?」

 僕は失望しながら美優に返信を返した。

僕「どうも駄目みたいだ。何も変化はない」

 僕は続けてメールを送信した。

僕「ちなみに、部屋のなかに変わった様子はない?ちょっと一通り部屋のなかを見てもらえないかな?」

美優「わかった」


 数分後、美優からメールが届いた。

「リビングと寝室を一通り見てみたけど、特に異状はないみたいだよ。寝室でもうひとりの啓介が眠っているっていうこともないみたいだった」


僕「……そうか。ありがとう。どうやら僕の思惑は当てが外れたみたいだ。仕事で疲れているのにわざわざ僕の家まで来てもらって申し訳ない。もう気は済んだから、家に返ってもらっても大丈夫だよ。どうしてこんなことになってしまったのか、謎ではあるけど、あとは自分で考えてみる」


美優「……ごめんね。何も力になってあげられなくて。わたしに何かできることがあったらなんでも言って。わたしもわたしに何かできることがないか家に返ってから調べてみるけど」


僕「ありがとう。そうしてもらえると助かるよ。じゃあ、今日は一旦これで」


 僕はそうやってメールを美優に送信してから、台所の椅子に腰掛けて、その椅子の背もたれにもたれかかってぼんやりとした。はっきり言って途方に暮れていた。美優が僕の家のなかに入れば、この世界から脱出することは無理でも、何かしらのヒントが得られると思っていたのに。


 と、僕がそう心のなかでため息をついた瞬間、僕が手に持っていたスマホの着信音が鳴った。慌てて見てみると、それは美優からのメールだった。


美優「今、すごいことに気がついた!啓介、わたし、あなたの姿が見えるわ!」

 僕はそのメールを読んで、興奮と緊張でそわそわと落ち着かない気持ちになった。一体どういうことだ?と僕は思った。


僕「ちょっ、ちょっと待って。何がどうなったの?美優の言ってることがわからない」


美優「ごめん。あまりにもびっくりしたものだから。さっきわたし、何気なく洗面所の前にある鏡の方を見てみたの。そしたら鏡のなかにわたしの顔が映っていなかったの。本来わたしの顔が映っているべき鏡に、べつの、家のリビングの様子が映っていたの。そして良く見てみたら、啓介の後ろ姿が映っていることに気がついたのよ!あなた、今、台所の椅子に腰掛けているでしょ?」


僕は美優のメールを読んでかなり驚いた。どういうことだ?僕は混乱するように思った。どうして美優には僕の姿が見えているんだ?僕も慌ててメールを返した。


僕「確かに僕は今台所の椅子に腰掛けているよ。でも、どうしてそれが美優にはわかったんだろう?僕のところからは美優の姿は全く見えないんだけど」


 僕の送ったメールに対してすぐに美優はメールを返してきた。

美優「一度、洗面所の前に行ってみて!もしかしたら、あなたの方からもわたしの姿が見えるかも」


 僕は届いた美優からのメールを読むと、いくらか戸惑いながらも洗面所の前まで歩いていった。(一応、付け加えて置くと、僕の台所テーブルが置いてある反対側には洗面所がある)まだそのときは美優がメールに書いていることの意味がよく理解できていなかったのだ。そして、僕は鏡の前に立った瞬間、驚愕して声を失った。なんとそこには美優がいたのだ!本来、僕の姿が映っているべき鏡に、美優の姿が映っていたのだ!


 どうやら美優の方からも僕の姿が見えているようで、鏡のなかの彼女もかなり驚いた表情を浮かべていた。自分で指示しておきながら、多分半信半疑というか、こういった結果を彼女としても予測できていなかったのだろう。


 僕は鏡の前に駆け寄ると、美優!と彼女の名前を叫んでみた。でも、僕の声が鏡に跳ね返されただけで、僕の声は相手には届いていないようだった。反対に、鏡の向こう側で美優が口を大きく開けて何かを叫んでいる様子も確認できた。けれど、僕の耳にも彼女の声は聞こえなかった。


 僕と美優のふたりは鏡の前でお互いに手をついて、まるで愛し合っているカップルが別れを惜しんでいるみな格好で、しばらくのあいだお互いに黙って見つめ合っていた。


 そして、少しのあいだそうしていると、突然、鏡のなかに見えていた美優の姿は消えて、代わりに僕の姿が映るようになった。僕は慌てて更に顔を鏡に近づけると、美優の姿をそこに探し求めた。けれど、もう、どこにも、美優の姿は見つけることはできなかった。そこに映っているのは、いくらか途方にくれて、呆然と鏡を見つめている僕の姿だけだった。


 恐らく、美優が僕の家のなかに入ったことによって、一時的な現実世界との共鳴現象が起こっていたのだろうと考えられた。これはあくまで僕の推測に過ぎなかったけれど、鏡という物質が、向こう側……現実世界とこちら側(僕がいる世界)との世界を、間接的にではあるけれど、結びつけてくれていたのだ。でも、その結びつきは、ごく弱い、一時的なものでしかなかったので、だから、再び、現実世界と、僕のいる、この隔離世界は引きはがされることになってしまったのだ。恐らく。


 僕はなんとかさっきのような共鳴現象が引き起こせないだろうかと思って、手を鏡に強く押し付けてみたりしたけれど、残念ながら、何の変化も起こらなかった。僕が諦め切れない気持ちで鏡を見つめていると、また携帯の着信音が鳴った。見てみると、それは美優からのメールだった。


美優「啓介が言っていたことは全部ほんとうだったのね。さっきのを見て、わたし、やっと確信したわ。あなたはほんとうに異世界にいるんだって。なんとかあなたをそこから助け出してあげたかったけれど、わたしのところからはもうあなたの姿は見えなくなっちゃった……」


 僕もすぐに美優にメールを返した。

僕「僕の方も同じだよ。さっき美優の姿が鏡越しに見えたときは、もしかしたらと思ったんだけど、どうも駄目みたいだ。……残念だけど、この世界から脱出できる方法が他にないか、自分なりにまた考えてみるよ。今日はありがとう」


 美優はすぐにメールを送ってきた。

美優「気を落とさないで。きっと他に何か方法は見つかるはずよ。今日ところはわたしも帰るけど、また何か良い方法とか思いついたらすぐメールするから!元気を出してね!……と言っても、こんな状況じゃなかなか元気なんて出せないでしょうけど……とにかく、希望は捨てちゃだめよ。なんとかなるから」


僕「そうだね。案外、明日になればこの奇妙な現象から解放されているかもしれないしね。それじゃ、また」


美優「それじゃ。またメールする」



 僕は美優とのメールを終えると、再びヴェランダの前まで歩いていって、そこから見える景色を確かめてみた。もしかしたら、そこに、僕の家から自分の家へと返っていく美優の後ろ姿が見えるかもしれないと思ったのだ。でも、やはり、そこには誰の姿も見えなかった。もし、見えるものがあるとすれば、それはいつもと比べてやけに黒々として感じられる夜の暗闇だけだった。



 美優が家に返ったあと、僕が昼頃にメールを送った数人の友人たちからようやくメールが返ってきた。しかし、その全てが、まあ、無理もないことではあるのだけれど、僕が冗談でメールを送ったと勘違いして面白がって返信しているものだった。「異世界旅行楽しんでますか?」とか「俺も異世界に行きてぇ」とか「お土産よろしく」等。


 僕はそのメールの文章を読んで、彼等にはそのまま僕が悪戯でメールを送ったと思わせたままにしておくことにした。というのは、僕が今ほんとうに異世界にいるということを彼等に理解させようと思ったら、一体どれたけの労力がかかるだろうと億劫になったからだ。それにまた、たとえ彼等に僕の話を信じさせることができたとしても、彼等に特に今何かできることがあるとも思えなかった。だから、とりあえず今は、美優に僕が異世界にいるということを理解してもらえただけでも十分だと考えることにした。


 僕はそのあと風呂に入って、簡単な夕食を作り、パソコンでYouTubeの動画を眠くなるまで見た。そして眠くなると、ベッドに入って眠った。



 その日、夜、二度目の強い地震があった。



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