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東方天照記  作者:
70/91

吊られた神&風見邸に泊まろう!

「幽香さーん。」


幽香「ふぅ、お茶が美味しいわ。」


「幽香さーん!」


幽香「まったく……うるさいわね。」


「早く降ろしてよ~。」


幽香「それなら、貴女がそうなった経緯をしっかりと話すことね。」


「だーかーらー!永琳に薬を飲まされたってさっきから言ってるでしょ!」


幽香「そんなバカみたいな理由があるわけ無いでしょ。話さないなら、そこで吊られてなさい。」


「助けて~!」


幽香「そろそろ時間ね。」


………


「………(どうして玄関の扉とリビングの窓を開けてるんだろ。)」


バサバサバサ!


幽香「来た。」


文「夕刊でーーす!」


ビュン!


「わっ!」


幽香「はい、ご苦労様。」


文「それでは、失礼します!」


ビューン!


「…………。」ぽかーん


幽香「どうしたのよ。」


「いや、今のは一体。」


幽香「新聞屋じゃないの。会ったことあるでしょ?」


「いきなり飛び込んで来たから。」


幽香「いつも、ああやって届けに来るのよ。最初の方は窓ガラスとか割られて大変だったんだから。」


「あはは……。それで、何て書いてあるの?」


幽香「えっと…。本日未明、博麗の巫女「博麗霊夢」と妖怪の賢者「八雲紫」が博麗大結界の調整を行った。」


「うんうん。」


幽香「私、射命丸文と取材班(犬走椛・河城にとり)は結界の調整に同行した。」


「ほほう。」


幽香「調整終了後にお二人を取材したところ、博麗氏は特に何も無いとのこと。八雲氏は最近、ある人物と喧嘩をして家を出て行かれたと話しており、その事を気にしているようだ。」


「……。」


幽香「大きな記事はこれくらいね。ん?これは……射命丸のプチ情報?なになに、竹林の八意永琳氏、新たな薬を開発。効能、服用した人物の身体を縮める他、個人差あり。」


「……どう、本当だったでしょ?」


幽香「そうね。」


「理由は分かったんだから、早く降ろして。」


幽香「分かったわ。」


…………


「ふぅ、やっと自由になれた。」


幽香「ところで、天照。」


「ん?」


幽香「紫と喧嘩したのって貴女でしょ。」


「うぇ!?そっ、そそそそんな事ないよ!?」


幽香「目が泳いでるわよ。」


「うぐっ。」


幽香「はぁ………。家出ってことは、泊まる場所とかはどうしてるの?」


「この2日間は魔理沙の家に泊まった。」


幽香「今日はどうするの?」


「まだ決めてない。」


幽香「なら、今日は私の家に泊まりなさい。今回だけよ?」


「良いの?」


幽香「えぇ。それにもうすぐ陽が落ちるわ。今から出かけるのは危険だから。」


「あっ、ありがとう幽香さん。」


幽香「本当に今回だけよ!」


「はーい!」










                    つづく



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